Qashqai/Rogue Sport (Nissan)

 ニュース
2024年05月27日(月)

・日産は5月24日、英国サンダーランド(Sunderland)工場でeパワー(e-Power)システムを採用した改良型「キャシュカイ(Qashqai)」の生産を開始したと発表した。同モデルは、サンダーランド工場でのEV36Zeroプロジェクトに沿ったもので、再生可能エネルギーを利用した電気自動車(EV)生産とバッテリー生産を組み合わせた自動車生産の未来を示している。

・日産は2024年型となる「キャシュカイ」の生産を促進するため、新たなパネル、バンパー、塗装色、インテリア機能、素材、トリムに投資し、サンダーランド工場全体で改修を行った。日産はサンダーランド工場に3,000万ポンド(約60億円)を新たに投資した。同社の英国での総投資額は60億ポンドにのぼる。

・さらに、「キャシュカイ」に装備される先進運転支援システムや統合されたGoogle機能などのアップグレードされた技術も生産工程に組み込まれ、顧客のデジタルライフと車両のスムーズな接続を実現した。

Based on Nissan press release

2024年05月08日(水)

・英国自動車工業会(SMMT)が5月7日に発表した4月の乗用車の新車登録台数は、前年同月比1.0%増の13万4,274台となった。21カ月連続で前年同月より増加し、4月単月としては2021年以降で最高の販売となった。1-4月累計では前年同期比8.4%増の67万9,822台となっている。

・4月の乗用車の販売台数をブランド別にみると、VWが12.8%増の1万3,260台(マーケットシェア9.9%)、Audiが9.9%減の1万253台(同7.6%)、BMWが34.6%増の9,156台(同6.8%)、Fordが20.8%減の8,152台(同6.1%)、Kiaが1.4%増の8,044台(同6.0%)などとなっている。

・モデル別では1位がフォード「プーマ(Puma)」で4,339台、2位がVW「ポロ(Polo)」で3,413台、3位がアウディ「A3」で3,010台、4位が日産「キャシュカイ(Qashqai)」で2,495台、5位がVW「ゴルフ(Golf)」で2,361台だった。

・使用燃料別では、ガソリン車が3.1%減の7万4,877台(シェア55.8%)、電気自動車(EV)が10.7%増の2万2,717台(シェア16.9%)、ハイブリッド車(HV)が16.7%増の1万7,538台(シェア13.1%)、プラグインハイブリッド(PHV)が22.1%増の1万493台(シェア7.8%)、ディーゼル車が25.3%減の8,649台(シェア6.4%)となった。

・販売先別では、個人向けが17.7%減の5万458台(シェア37.6%)、フリート向けが18.5%増の8万1,207台(シェア60.5%)、ビジネス向けが16.1%減の2,609台(シェア1.9%)だった。フリート向けが市場全体をけん引した。

・なお、4月のバン(3.5トン未満)の登録台数は前年同月比5.4%増の2万3,889台、トラック(3.5-6トン)は122%増の666台、タクシーは67%減の65台となっている。

(SMMT press releases from 7 May 2024 1 / 2)

2024年04月30日(火)

・日産は4月24日、欧州におけるNissanConnectのサービス内容を拡充すると発表した。「キャシュカイ(Qashqai)」では、欧州でのGoogleビルトインなどのサービス統合により、よりシームレスでパーソナライズされた体験を提供する。 

・この次世代システムにより、携帯電話や携帯電話ネットワークへの依存が軽減される。Googleとの統合により、ドライバーはGoogle Mapsにアクセスが可能となり、無線アップデートで最新の地図情報を受け取ることができる。また、Google Playでダウンロード可能なアプリのエコシステムにもアクセスできる。さらに、窓やドアの閉め忘れをプッシュ通知で知らせたり、必要な部品の交換をアラートで知らせたりするカスタマーサポート機能も提供する。 

・また、電気自動車(EV)を利用している顧客に対しては、バッテリー残量やオフピークの電力時間を考慮して、経済的な充電時間を特定することができる。 

・NissanConnectサービスの更なる地域およびモデルへの拡大については、追って発表される予定である。 

日産のプレスリリースをみる