・ホンダは5月21日、2024年夏にカリフォルニア州の一部ディーラーで新型となる燃料電池車(FCV)の「CR-V e: FCEV」を発売し、FCV乗用車市場に復帰すると発表した。同日付の複数の米国メディアが報じた。
・ホンダによると、ラスベガスで開催中のACT Expoで公開された「CR-V e: FCEV」は、市街地走行で29マイル(約46キロ) を実現するプラグイン機能を備えている。燃料電池を含めると、総航続距離は270マイル(約430キロ)となる。
・「CR-V e: FCEV」は、かつて「アキュラNSX (Acura NSX)」を生産していたオハイオ州メアリーズビル(Marysville)にあるPerformance Manufacturing Center (PMC)で生産されている。
・燃料電池システムは、GMとの合弁事業の一環として、ミシガン州ブラウンズタウン・タウンシップ(Brownstown Township)工場にあるFuel Cell Systems Manufacturing, LLC (FCSM)で生産されている。
・ホンダは、この提携により、2021年に生産を終了した従来のFCV「クラリティ(Clarity)」と比べて67%のコスト削減を実現したと述べた。
(multiple sources on May 21, 2024)