・エジプトの財務相は3月5日、現行予算(2024-2025年度)から10億エジプトポンド(約29億円)をエジプトの「自動車産業の現地化」に割り当て、自動車製造の分野で投資パートナーシップを誘致すると発表した。エジプトは今年、自動車生産において現地調達部品が45%を超える水準にすることを目標に据える。
・「自動車現地化戦略」の取り組みにはこれまでに7社が登録している。登録企業の税金および関税の処理は財務省内の専門部署が当たり、合理化さ

・エジプトのEzz Elarab Groupは2月26日、ESAF (Ezz Elarab El Sewedy Automotive Factories)による合弁事業のもと、エジプトで初のプロトンのCKD組立モデルとなるAセグメントセダン「サガ(Saga)」を発売したと明らかにした。価格は62万9,900エジプト・ポンド(約186万円)からの設定で、輸入モデルと比較して12万エジプト・ポンド(約35万円)低い価格となっている。
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・アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置く多国籍ロジスティクス企業であるDP Worldは2月13日、エジプトのアイン・スクナ(Ain Sokhna)港から乗用車の輸出を開始した。RO-RO船「ULUSOY 5」は現地で組み立てられた日産「サニー(Sunny)」498台を積み、ドバイのジェベル・アリ(Jebel Ali)に向けて出港した。DP World はエジプトの自動車産業の発展を目指し、2025年中に1万台もの自動車の出

・2月10日付の複数のエジプトメディアの報道によると、エジプトにおけるBYD配給店で車両組立も手掛けているAl Amal Automotive Groupは、2025年第1四半期末でコンパクトセダンのBYD「F3」の組み立てを終了する。 同社はBYD「F3」の代替車の生産に取り組む。BYD「F3」 は、最高出力108hpを発揮する1.5L 4気筒エンジンを搭載している。
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・2月8日付の複数のエジプトメディアは、自動車メーカーのEl Nasr Automotive Companyが乗用車の現地生産を2025年末までに開始すると同国の公共事業セクター相が述べたと報じた。現在、El Nasr Automotive Companyは「Nasr Sky」バスを社内で数台生産しており、部品の現地調達率は50％となっている。
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・エジプト投資・貿易省は2月2日、同国の大臣がクウェートのコングロマリットであるKuwaiti Mullahグループの代表者と会合し、エジプト市場で現在進行中および今後のプロジェクトについて協議したと発表した。
・同省によると、会談でKuwaiti Mullahグループは、「三菱自動車ブランド車の代理店として、エジプトの自動車市場での存在感をさらに高め、事業を拡大していく」という方針を示し、同国での事業展開へのコミットメントを改めて

・吉利控股とメルセデス・ベンツの合弁会社スマート(smart)は1月20日、エジプト・カイロのピラミッドの近接地で開催されたローンチイベントで、「スマート#1 (smart #1)」と「スマート#3 (smart #3)」の2モデルを発表し、エジプト市場に正式参入した。同国では、Ezz Elarab Automotive Group傘下でメルセデス・ベンツのディーラーを経営しているEzz Elarab Starがsmartブランド車

・GMのエジプト法人GM Egyptは1月15日、2025年型となるサブコンパクトカーの新型シボレー「オプトラ(Optra)」の生産を同社のギーザ県10月6日市(6th of October)工場で開始したと発表した。この車にはエジプトにおけるGMのサプライヤーパートナーを活用することで現地自動車部品が多用されている。「オプトラ」は世界各地の試験所で厳格な検証を受けると共にエジプトの道路で6カ月間にわたる走行試験を行った。 
・GM

・エジプト政府は1月14日、同国の首相が中国化工橡膠有限公司(China National Tire & Rubber: CNTR)の幹部と会談したことを発表した。CNTRはアレキサンドリア(Alexandria)のアル・アミリア(Al-Amiria)に大型輸送車用タイヤの工場を所有しており、年間110万本のタイヤを生産し、その70%を輸出している。 
・CNTRはエジプトでの事業拡大を計画しており、政府はアミリアにある既存の工場に

・エジプト政府は1月15日、マドブーリー首相がエジプト・ギーザ県10月6日市(Sixth of October City)に設立された吉利汽車の組立工場の開所式に出席したと発表した。この工場は現地企業Auto Mobilityとの提携により建設され、両社はこのCKD工場に2億5,000万ドルを投資している。
・この新工場では、コンパクトセダン「エムグランド(Emgrand、帝豪)」とコンパクトSUV「クールレイ(Coolray、繽越

・エジプト政府は1月14日、マドブーリー首相が吉利控股(Geely Holding)の幹部と会談し、現地企業Auto Mobilityとの提携による吉利のエジプトにおける自動車製造の次段階の計画について確認したと発表した。
・吉利控股はエジプトで製造した車両の大規模な輸出を計画していることから、生産規模を拡大する準備があり、部品の現地化も進めるという。同社は現段階でエジプトから約3万台の輸出を目指している。
・現地の複数メディアの報

・1月13日付エジプトの複数メディアの報道によると、奇瑞のプレミアムブランド星途(エクシード、Exeed)はエジプトで現地組立車の初回ロット分を顧客に引き渡した。同社は高級ミッドサイズSUVの「RX」と「VX」の2モデルをNational Automotive Company (NATCO)のEGA工場で組み立てていると発表した。初回ロットは2.0 TGDIエンジンを搭載した「RX」となった。
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・エジプト政府は12月29日、ムスタファ・マドブーリー首相が同国の大手自動車販売会社Al-Mansour Automotive Groupと中国の上海汽車(SAIC)と会談し、エジプトと中国による重要な提携プロジェクトについて協議したと発表した。
・会談ではAl-MansourとMGブランドのオーナーでもある上海汽車がエジプトに自動車工場を設立するための技術ライセンス契約に署名した。総投資額は1億3,500万ドルで、新工場はギーザ県

・東風日産のヴェヌーシア (Venucia、啓辰)ブランドは、エジプトのNDS (Nour ElDin ElSherif) グループと配給契約を締結し、ヴェヌーシアブランドの車両(SUVとセダンを含む)をエジプトで販売する。NDS が12月11日にSNSで明らかにした。
・ヴェヌーシアは、東風汽車と日産の強力な協力関係を活かし、信頼性の高い自動車を生産している。
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・エジプトの内閣は12月4日、2025年の自動車市場規制構想案を承認した。内閣は2025年の自動車市場規制に関する投資・貿易省の構想案に同意し国内市場への投資活性化に取り組む。 
・構想案では仕様に準拠した自動車の供給や正規のサービスセンターによるスペアパーツの提供を目指しており、公正な競争、バランスの取れた価格、知的財産権の保護、あらゆる形態の市場の歪みの排除が強調されている。 
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・日産のエジプト現地法人Nissan Egyptは12月4日、3車種目となるモデルを生産する投資契約を締結した。同モデルの現地化率は54%を超える見込みだという。同社はこのプロジェクトに4,500万ドル規模の新規投資を行い、生産車を輸出する計画。
・また、Nissan Egyptは2025年から3モデルの年間生産能力を3万台以上に引き上げるため、200万ドルを追加投資する予定。
・さらに同社は、既に1億5,000万ドルを超えている輸

・エジプト政府は11月27日、エジプト投資・外国貿易大臣がチュニジアのCoficabの社長と会談したと発表した。Coficabは自動車用電気ケーブルと編組チューブの設計・生産分野における有力企業。両者は5,000万ドルを投じてカイロの東部にあるラマダン(Ramadan)市に工場を建設する案件の進捗を確認した。
・工場の敷地面積は3万平方メートル、総投資額は2027年までに8,800万ドルに達し、今後3年間の輸出総額は2億ドルと見込ま

・エジプト政府の発表によると、マドブーリー首相は12月1日、長城汽車の代表団と会談した。長城汽車の副社長はエジプトでの需要や、近隣諸国および世界各国への輸出に対応するため、車両および補修用部品の生産プロジェクトを検討していると述べた。
・詳しい調査を経て、長城汽車はエジプトを中国国外で最も重要な生産拠点とすることを目指している。エジプトの工場は長城汽車にとって中国国外で最大の工場となり、重要な生産・輸出拠点となる見込み。戦略的な立地

・エジプトの複数の現地メディアは11月12日、中国の自動車ブランド金杯汽車(Shenyang Jinbei Automotive)の代理店である金杯ロイヤルエジプト(Jinbei Royal Egypt)が、2025年初頭からエジプトで金杯車の組立を開始すると報じた。2025年には最大3,000台の組立を計画しており、金杯の電気自動車(EV)モデルと内燃エンジン(ICE)モデルを組立てる予定だという。 
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・エジプトの産業・運輸大臣は11月18日、アラブ工業化機構とステランティスの協力のもと、2万7,000台の生産能力を備えた同機構の工場でシトロエンブランドの車両を2モデル生産するプロジェクトの最新の状況を確認した。
・現地のサプライヤーとの間で、現地調達率の要件を満たすために必要なコンポーネントの供給についても合意した。増加を続けるエジプトの自動車工場のニーズに対応するため、大臣は全てのメーカーに対し、ガラス、シート、タイヤ、バッテ