・蔚来汽車(NIO)は6月17日、2025年から2026年にかけてポルトガル、ギリシャ、キプロス、ブルガリアの4市場に参入し、欧州での販売地域を拡大すると発表した。蔚来はまず、2025年からポルトガルで、120年以上の自動車業界での経験があるという欧州南西部の大手モビリティ企業JAPグループとの協業を開始する。
・また、ギリシャでは2025年から、キプロスとブルガリアでは2026年からヤマハの2輪車やポルシェ車などを販売しているMo

・ベトナムのコングロマリットVinGroupは11月26日、ブルガリア大統領が代表団とともにVinGroupの自動車メーカーVinFastのベトナム・ハイフォン(Hai Phong)工場を訪問して生産工程を見学したと発表した。 
・ブルガリア大統領はブルガリアにおける提携や投資の可能性をVinFastに打診した。対象事業にはブルガリア市場における自動車販売、部品生産、車両生産、欧州の基準や規制に適合する電気自動車用ソフトウェアの共同

・Leoniは、ブルガリアの子会社Leoni Bulgaria EOODとそのプレヴェン(Pleven)工場(従業員1,300名)を縮小し2024年末までに生産を停止すると発表した。
・長期戦略と財務的持続可能性の見通しが立たないことを要因とするもの。同社ではその主な理由として、現地労働市場で十分な従業員を確保できないこと、同国の深刻なインフレ、国際的な自動車業界における不透明な競争環境を挙げた。
・現在プレヴェン工場で行っている生

・欧州復興開発銀行(EBRD)は6月14日、ブルガリア、リトアニア、ルーマニアの大手充電インフラ運営会社であるEldrive Holdingに1,500万ユーロを出資すると発表した。 
・2028年までに、すでに運営している900カ所に加え、新たに7,400カ所の電気自動車(EV)充電ステーションを設置・運営し、これらの国々で現在利用可能となっているEV充電インフラを拡大していく予定である。 
・EBRDは、Eldriveのオーナー

・英国のクリーンテクノロジー企業Altiliumは5月29日、ブルガリア政府関係者とメデット(Medet)リサイクルプロジェクトに関して協議した。 
・Altiliumのメデットリサイクルハブ(ACT 3)は、廃棄物を有価物に転換する最先端施設でブルガリア中西部にある2,200ヘクタールのメデット銅鉱滓プロジェクトに設置されている。ACT 3では電気自動車(EV)バッテリー、モーター、充電インフラに不可欠な銅を古い鉱山廃棄物からリサ

・Visteonは、ブルガリア初の大規模ハイテク自動車テストラボを開設したと発表した。この施設には70人超の技術者が従事する。
・ラボは、初期設計段階から量産まで、自動車製品開発サイクル全体にわたって包括的なテストを保証する。これには、製品の信頼性と安全性を最大限に確保するために、実際の走行シナリオ、混乱や極限状態などをシミュレートすることが含まれる。
・このラボはブルガリアで唯一、電磁両立性と干渉試験を実施する設備を備えた研究所と

・欧州の複数メディアは、Eberspaecher Groupが欧州におけるeモビリティの低成長を受けて、100名超の従業員が勤務するブルガリアRuseの新工場をオーストリアのGG Groupに売却したと報じた。
・Eberspaecherは2023年4月に同工場の起工式を行い、2024年にEVヒーターの製造を開始する計画を発表していた。また、Ruseの中間生産施設も2023年1月に操業を開始していた。
・GG Groupは、Ruse

・ブルガリア投資庁は12月12日、ベルギーのバッテリー設計・リサイクル技術企業Avesta Battery & Energy Engineering (ABEE)が、今後3-5年間でブルガリアに11億ユーロを投資し、新世代の全固体リチウムイオン電池の生産を計画していると発表した。ABEEは自動車をなど幅広い産業での電池の適用を目指すという。
・ABEEは今後、ブルガリア南部のプロヴディフ(Plovdiv)に研究開発拠点を、中部のスタ

ブルガリアのイノベーション・成長省は、科学開発活動への482万7,500レフ(約3.9億円)の投資に関するクラスA証明書をNidek Elesis R&D Europe Bulgariaに授与したことを発表した。ニデックのブルガリア法人であるNidec Elesis R&D Europe Bulgariaは、今回の投資により70人の新規雇用を見込む。この投資プロジェクトは、研究開発の専門家チームを構築することを想定しており、電子トラ

ブルガリア経済産業省は、Mahle BehrとHellaの合弁会社Behr-Hella Thermocontrol (BHTC) が新工場の建設を計画しており、2028年までに完成させる予定であると発表した。同社はこれまでブルガリアに2億6,000万レヴァ超を投じ、650名超の雇用を創出している。(2023年5月17日付プレスリリースより)

Eberspaecherは、ブルガリアのRuseで新工場の起工式を実施したことを発表した。新工場では、2024年に電気ヒーターの生産を開始する。同社は、RuseのSlatina工業地区に生産と物流に向けた17,000平方メートルの建屋を建設する。また、約53,000平方メートルの敷地には、オフィスと食堂の複合施設も建設し、将来的な拡張余地もあるという。新工場では2023年に約180名の雇用が創出され、最大500名に増員される。202

Bosch (ボッシュ)は、同社のブルガリア現地法人Bosch Engineering Center Sofiaとソフィア工科大学(TUソフィア)が、ソフィア工科大学内にスマートシステムと人工知能(AI)を専門とする研究室を開設したことを発表した。両者間で合意された10年にわたる協業の一環で、将来の技術者向けに基礎的・専門的なノウハウを習得するための設備を提供する。(2023年4月10日付プレスリリースより)

・不動産の証券化を目的とした特別目的投資会社であるBravo Property Fund REITは3月31日、MBition SofiaがオフィスAの3,700平方メートル超のオフィスおよびワークショップに新規テナントとなったと発表した。
・MBitionは、次世代の車載インフォテインメント・ソフトウェア、およびコネクテッドカー・サービスの設計、開発、提供を目的として設立された、メルセデス・ベンツ・グループの100％子会社である

・ブルガリアに拠点を置く電気自動車(EV)充電用ソフトウェア開発会社AMPECOは1月25日、BMWグループのベンチャーキャピタル部門BMW i Venturesが主導するシリーズA資金調達ラウンドで1,300万ドルを調達し、合計で総額1,600万ドルの資金をベンチャーキャピタル投資で調達したと発表した。
・今回の調達資金は、AMPECOのエンジニアリングチームと製品イノベーションチームを成長させながら、北米に現地法人を設立し、事業

日本電産グループ傘下の日本電産エレシスは、ブルガリアのSofiaに研究開発センターを開設したことを発表した。新センターではすでに40名のエンジニアを採用しており、将来的には100名規模への拡大を計画している。同センターでは車載向けインバーターおよびオンボード・オフボードチャージャーの開発を行う。同拠点はマザー開発拠点である本社や宇都宮開発センターと連携しつつ、欧州地域における顧客からの要望に即した技術開発を担い、同地域の経済活性化へ

・ブルガリアの新興自動車メーカーSIN CARSは9月20日、ブルガリア・ルセ(Ruse)市にある研究開発センターの新生産ラインの竣工式でブルガリアとルーマニアにおける生産活動展開の長期計画を発表した。
・ルセの研究開発センターで実証された生産方式は国境のドナウ川をはさんで隣接するルーマニアのジュルジュ(Giurgiu)市の新工場にも導入される。両市は欧州とアジアを結ぶ道路沿いに位置している。同社では工程改善と並行してドイツのeモビ

・ブルガリアのスーパーカーメーカーのSIN CARSは9月8日、L CITYの電気自動車(EV)を製造する新たな生産ラインをブルガリア・ルセ(Ruse)市にあるSIN CARSの研究開発センターに開設したと発表した。
・L CITYはドイツの企業で、都市部での人や物の輸送を目的としたEVプラットフォームの開発を行っている。L CITYはスポーツカー・レーシングカーメーカーのSIN CARSと合弁契約を締結したことにより、L CITY

・世界最大のプロバイダー横断eRoamingネットワークを提供するドイツのHubjectと、ブルガリア最大の充電ポイント運営会社であるFines Chargingは8月17日、新たな戦略的パートナーシップを発表した。これによりFines Chargingは、Hubjectの充電ネットワーク内の多くのドライバーに、同社のインフラを提供することになる。
・ブルガリア政府は3月、2026年までに全国に1万カ所の充電ステーションを設置す

Visteonは、ブルガリアに大規模な研究所を開設したと発表した。ブルガリア初となるこの研究施設では、欧州のVisteonの各エンジニアリングセンターで生産されたグローバルOEM向け製品の試験を行う。研究所は実環境でのシミュレーション機能を備え、世界中の自動車が直面する過酷な車内環境に対応する。ブルガリアでは唯一、電磁適合試験や電磁波障害に対する機器の耐性試験も行う。(2022年7月21日付ソーシャルメディアより)