・メキシコ自動車工業会(AMIA)/INEGIは、2025年7月の輸出台数合計が前年同月比7.9%増の28万9,598台となったと発表した。
・メーカー・ブランド別では、1位のGMが前年同月比22.0%増の6万9,707台、2位のクライスラーが24.3%増の3万2,479台、3位のVWが30.6%増の3万682台。
・4位以下は、フォードが11.3%増の2万9,832台、日産(5位)が11.3%減の2万4,933台、トヨタ(6位)は

・メキシコ自動車工業会(AMIA)/INEGIが発表した2025年7月の生産台数は、前年同月比2.4%増の30万9,453台となった。内訳は、乗用車が横這いの6万3,463台、ライトトラックが3.0%増の24万5,990台だった。
・メーカー・ブランド別では、1位のGMが前年同月比6.1%増の7万197台、2位の日産が11.7%増の4万7,452台、3位のクライスラーが42.0%増の3万8,821台。
・4位以下は、VWが9.9%減

・8月4日付のメキシコ現地メディアClúster Industrialの報道によれば、韓国のKyungshin Cableのメキシコ法人Kyungshin Cable de Méxicoが5,000万ドルを投じてメキシコ・ドゥランゴ州ゴメス・パラシオ(Gómez Palacio)で工場拡張工事を開始した。
・新工場のKyungshin Cable Gómez Palacio IIは直接雇用1,000人を創出し、フォードの電気自動車(

・メキシコの自動車部品大手Nemakは、8月20日までにコアウイラ州のモンクロバ(Monclova)工場を閉鎖する可能性があるという。同工場では数カ月の間生産を休止しており、大規模な人員削減が行われていた。メキシコの現地メディアCluster Industrialが8月4日付で報じた。
・同工場では以前、1,200人以上の従業員を雇用し自動車に搭載するアルミモノブロック部品を生産していたが、現在では約50人の従業員が保守作業に従事し

・8月5日付の米国の報道によると、トランプ大統領がカナダ製品に35%の関税を課すというような最近の動きにも関わらず、カナダとメキシコから米国に輸出される製品の大部分は、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)により関税の影響を受けていないという。カナダからの輸出品の約90%(4月時点)、直近でも85％、メキシコからの輸出品の84%以上が引き続き無関税で米国に輸入されており、自動車、エネルギー、原材料などの主要なサプライヤーが保護され

・メキシコの現地メディアNearshorerの8月6日付報道によると、東海興業のメキシコ現地法人であるTokai Kogyo Mexicoは、アグアスカリエンテス(Aguascalientes)工場で新生産ラインの操業を開始したという。6月に行われた日本への視察中に、同工場への1億ペソ(約8億円)の投資が発表されていた。
・これにより、同工場の生産能力は30%拡大したという。銘板除幕式にはアグアスカリエンテス州知事であるTere J

・7月31日付の複数のメキシコメディアは、モレロス(Morelos)州のMargarita González Saravia知事が、日産のクエルナバカ(Cuernavaca、CIVAC)工場の閉鎖に伴い影響を受ける従業員の再雇用支援に向け、日産メキシコ労働組合と常設のワーキンググループを立ち上げる計画であると報じた。
・同工場は2025年末までに操業を終了する予定であり、従業員は12月まで雇用が維持される。今回の決定は、日産がモレロ

・メキシコ自動車工業会(AMIA)/INEGIが発表した2025年7月の新車販売台数(輸入車を含む)は、前年同月比0.6%減の12万4,482台となった。
・メーカー/ブランド別では、首位は日産で前年同月比13.3%増の2万3,614台(シェア19.0%)、2位はGMで6.8%減の1万5,919台(同12.8%)、3位はVWグループで5.9%減の1万3,902台(同11.2%)、4位はトヨタで5.4%減の1万471台(同8.4%)、

・ダイムラートラックが、生産量の大幅な落ち込みと現在の国際市場の状況を受け、メキシコ・コアウイラ州サルティヨ(Saltillo)工場の従業員500人の解雇を含む人員削減策を発表した。8月1日付のメキシコのメディアのCluster Industrialが報じた。組合員への通知では具体的な数字は示されていないものの、コアウイラ州政府が削減規模を認めている。
・メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)の大型自動車産業行政登録情報(Admi

・米国のトランプ大統領は7月31日、メキシコに対する現行の関税率の適用を90日間延長し、貿易交渉の時間的な余裕を確保すると自身のSNSに投稿した。トランプ氏はこれに先立ち、メキシコのシェインバウム政権が国境警備に十分な措置を講じていないとして、メキシコ製品に8月1日から30%の関税を発動すると警告していた。
・トランプ氏はシェインバウム大統領との電話会談後、「メキシコとの合意が複雑なのは、他の国と多少異なり、国境が課題でもあり財産で

・メキシコの自動車部品大手Nemakは7月30日、スイスに本拠を置くGF Casting Solutionsの自動車関連事業を買収することで最終合意に達したと発表した。 
・GF Casting Solutionsの自動車関連事業は、アルミニウムおよびマグネシウム製の高難易度な構造部品の設計・製造において高度な専門知識を有している。この買収により、Nemakは高圧ダイカスト(HPDC)技術と生産能力を獲得するとともに、欧州および中国

・Georg Fischer (GF)は7月30日、鋳造部品事業部門であるGF Casting Solutionsの自動車関連事業を、メキシコの自動車部品大手Nemakに売却する契約を締結したと発表した。本取引の完了は2025年後半に予定されている。今回の売却により、GFは産業、インフラ、建築分野向けのフローソリューション事業において、長期的な成長と価値創出を目的とした投資に注力できるようになる。 
・この取引には、GF Casti

・中国の常誠車業江蘇(UTAS-NOVA Automotive Lighting Systems)は7月22日、メキシコ・アグアスカリエンテス(Aguascalientes)市南部のVESTA工業団地に9億3,000万ペソ(約73億円)を投じる新工場の建設を開始したと発表した。この工場は世界の自動車産業向け外装照明システムの生産に特化し250人以上の新規雇用を創出する。7月22日付の現地メディアCluster Industrialが

・日産は7月30日、メキシコ・クエルナバカ(Cuernavaca)のシバック(CIVAC)工場の車両生産を2025年度中に終了し、アグアスカリエンテス(Aguascalientes)工場に統合すると発表した。
・シバック工場で現在生産しているピックアップトラック「NP300」および「フロンティア(Forntier)」とサブコンパクトセダン「ヴァーサ(Versa)」、将来の生産が予定されているモデルはアグアスカリエンテス工場で生産され

・VW商用車は7月17日、メキシコでバンの新型「トランスポーター(Transporter)」のカーゴバンバージョンを発表した。
・第7世代となる「トランスポーター」は、より広い車内空間、より強力な牽引能力、より優れた効率性とさらなる完成度を実現する。VW商用車は、「トランスポーター」の特徴的なデザインを継承しつつ、道路でも街中でもクリアな視界を確保する、標準装備のLEDのヘッドランプとデイタイムランニングライト(DRL)などを含む、

・メキシコの現地メディアMexico Nowの7月22日付報道によると、奇瑞グループは傘下のSoueast (中国語では東南汽車)ブランドより、メキシコ市場に3モデルを投入した。
・投入したのは、Cセグメントのプラグインハイブリッド車(PHV)のSUV「S06 i-DM」、Cセグメントの都市型SUV「S07」、DセグメントのプレミアムSUV「S09」。
(Mexico Now article on July 22, 2025)

・GM、フォード、ステランティスのデトロイト3で構成する米自動車政策評議会(AAPC)は7月22日、米国と日本が締結した新たな貿易協定について懸念を表明した。7月23日付のデトロイトフリープレスなど複数の米国メディアが報じた。
・今回の協定では、日本からの自動車輸入関税を15％に引き下げる一方、カナダとメキシコからの輸入関税は25％のままとなっている。
・AAPCのMatt Blunt会長は、合意内容はまだ精査中だとしつつ、「米国産

・7月17日付のメキシコの複数メディア報道によると、VWのメキシコ現地法人Volkswagen de Mexicoは生産調整と特に米国からの需要減少により、メキシコ・プエブラ(Puebla)工場で今後2週間にわたり2回の技術的な稼働休止を実施するという。
・この休止は、7月21日から25日までと7月28日から8月1日まで、「ジェッタ(Jetta)」と「ティグアン(Tiguan)」の生産ラインに影響を与える予定。
・最初の1週間はVW

・日産は今後2年間でメキシコにある2つの工場を閉鎖すると見込まれている。22日付の複数の米国メディアが報じた。
・事情に詳しい2人の関係者の話によると、日産は、メキシコ・モレロス(Morelos)州のクエルナバカ(Cuernavaca、CIVAC)工場(同社初の海外製造拠点で約60年の歴史を持つ)を、2027年3月までに閉鎖する計画。
・同工場では、ピックアップトラック「ナバラ(Navara)」とラテンアメリカ市場向けのピックアップ

・ダイムラートラックの北米現地法人Daimler Truck North America(DTNA)が米国とメキシコの5工場で約2,000人をレイオフすることが明らかになった。7月14日付の複数の米国のメディアが報じたもので、関税と貿易の課題による物流市場の低迷と不透明感が国内産業にも波及していることが要因だとしている。
・DTNAの広報担当は「厳しい経済環境のなか、特に中量級車両、オンハイウェイ、電気自動車(EV)のトラックの新規