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グローバルデータ市場インサイト:成熟期の豪州市場、動向と見通し
※英GlobalData社 (旧LMC)のアナリストによるショートレポート (2月12日付) をマークラインズが翻訳したものです。
・オーストラリアのライトビークル(LV)市場は2024年、過去最高の販売台数を記録した。しかし、トランプ米大統領の保護貿易政策や中国の景気減速が、輸入依存型の同市場にとってリスクとなる可能性がある。
記録的な販売台数
・2024年の豪州LV市場は前年比1.8%増の121万台で過去最高となり、史上初めて1

JLR、コネクティビティと自動運転の発展のため米国技術ハブに1.8億ドルを投資へ
・ジャガー・ランドローバー(JLR)は2月11日、将来のJLR車向けに次世代コネクティビティおよび自動運転技術を開発・導入するためのグローバルな取り組みの一環として、米国オレゴン州ポートランド(Portland)にある5万平方フィート(約4,650平方メートル)の米国技術ハブに1億8,000万ドルを投資すると発表した。
・今後10年間で、車両がよりソフトウェア主導型になり、より多くのアプリ、サービス、機能を求める顧客の需要に応えるた

トヨタ、新型燃料電池システムを開発
・トヨタは2月14日、水素社会の実現に向け、新型燃料電池システム(以下、第3世代FCシステム)を開発したと発表した。
・第3世代FCシステムは、特に水素社会をけん引する商用分野のニーズに応えるよう、ディーゼルエンジンに並ぶ耐久性を実現した。
・また、燃費向上により航続距離を約20%伸ばした。さらには、セル設計、製造プロセスの革新によりコストを大幅に削減した。
・従来の乗用車に加え、大型商用車にもラインアップを拡大し、2026年以降、

インドのTATA.ev、2027年までにEV充電器数を40万基に倍増させる計画
・タタ傘下のTata Passenger Electric Mobility (TPEM)で電気自動車(EV)事業を展開する「TATA.ev」ブランドは2月13日、「オープン・コラボレーション2.0」イニシアチブの下、2027年までに利用可能な充電器数を40万基に倍増させる計画を発表した。これを達成するため、TATA.evは主要な充電器運営会社(CPO)との提携を拡大し、すべてのEVブランドをサポートする3万カ所の公共充電ステーショ

スバル、英国で新型「フォレスター e-BOXER」を発売
・スバルUK&アイルランドは2月12日、コンパクトSUVの新型「フォレスター(Forester) e-BOXER」の英国での価格と仕様を発表し、受注を開始した。価格は、Limitedグレードが3万8,995ポンドから、最上位のTouringグレードが4万2,995ポンドから。
・新型「フォレスター e-BOXER」はスバルグローバルプラットフォームを改良し、インナーフレームの強度を高めるとともに、構造用接着剤の使用量を増やし、接着面

ボルボ・グループ、インド・ホスコテ工場の施設拡張に140億ルピーを投資
・ボルボ・グループは2月13日、カルナータカ(Karnataka)州政府との間で、約140億ルピー(約247億円)投じ、インド南部バンガロールのホスコテ(Hosakote)に第4の国際製造ハブを設立することで、覚書(MoU)を締結したと発表した。新施設では2,000人以上の直接雇用が見込まれている。
・ホスコテ工場は拡張により、ボルボ・インディアのトラックとバスの年間生産能力は3,000台から2万台へと大幅に増強され、インド国内およ

起亜、スペインでの2025 Kia EV Dayで「EV4」、「PV5」、「EV2」コンセプトを初公開へ
・起亜は2月12日、2025年2月27日にスペインのタラゴナ(Tarragona)で開催される「2025 Kia EV Day」にて、最新の電気自動車(EV)モデル、コンセプト、テクノロジーを披露すると発表した。
・同社は、ミッドサイズ電気セダン「EV4」と最初のPBVとなる「PV5」を世界初公開する。また、EVラインナップの最新モデルとなるサブコンパクトハッチバック「EV2」コンセプトも発表する予定。
・これら3モデルは、起亜の大

BorgWarner、北米OEM向けウェイストゲートターボチャージャーの供給契約を延長へ
・BorgWarner (ボルグワーナー)は、北米の主要OEMとのパートナーシップを継続すると発表した。複数の中型サイズのガソリンエンジン向けウェイストゲートターボチャージャーの供給契約を延長する。
・対象のターボチャージャーが使用されるエンジンは、引き続き中型・大型SUVやトラックに搭載され、2028年以降も生産が継続される。
・BorgWarnerのターボチャージャーは、エンジンの出力を大幅に増幅させ、さらに大きな馬力を生み出す

テスラ、上海メガファクトリーが本格稼働
・テスラは2月11日、上海臨港に建設した2カ所目のメガファクトリーの稼働開始を祝うセレモニーを開催した。テスラが米国本土以外に初めて建設した蓄電システム生産専用メガファクトリーでもある。2024年5月に着工した。
・同工場の年間生産能力は1万台で、蓄電規模は約40GWh。2025年第1四半期から生産能力を徐々に引き上げ、2025年のテスラの蓄電製品搭載量は少なくとも前年比50%増を実現する見込み。次世代製品の研究開発にも取り組む。
