日本精機株式会社 2006年度の動向
ハイライト
業績
国内動向
2006年8月、高見工場(新潟県長岡市)内に建設を進めていたテクニカルセンターが稼働。
>>>詳細は開発動向 参照
海外動向
-ブラジル
2006年7月に設立した四輪車用メーター製造・販売の現地法人が、同年10月に工場建設着工。
>>>詳細は設備投資 参照
-ベトナム
ハノイ市に二輪車用計器の製造子会社「ベトナム・ニッポンセイキ」を設立。2007年4月に工場を着工、同年10月に完成予定。2008年4月に生産開始の予定。
>>>詳細は設備投資 参照
-タイ
「タイ・ニッポンセイキ」の第2工場が2006年8月に竣工、10月より生産開始。
単位: 百万円 |
2007年 3月期 |
2006年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 |
全社 | ||||
売上高 | 193,178 | 175,229 | 10.2 |
|
営業利益 | 19,703 | 16,299 | 20.9 | - |
経常利益 | 20,770 | 17,925 | 15.9 | - |
当期純利益 | 11,840 | 9,318 | 27.1 | - |
自動車及び汎用計器事業 | ||||
売上高 | 127,207 | 111,641 | 13.9 | 四輪車用計器が日本・北米・欧州・中国の各地域で増加。二輪車用計器が日本・ブラジルで増加。 |
営業利益 | 17,085 | 14,243 | 20.0 | 売上増加に加えて、グローバルでの生産性向上運動、集中購買、相互補完による資材費低減。 |
2006年8月、高見工場(新潟県長岡市)内に建設を進めていたテクニカルセンターが稼働。
>>>詳細は開発動向 参照
海外動向
-ブラジル
2006年7月に設立した四輪車用メーター製造・販売の現地法人が、同年10月に工場建設着工。
>>>詳細は設備投資 参照
-ベトナム
ハノイ市に二輪車用計器の製造子会社「ベトナム・ニッポンセイキ」を設立。2007年4月に工場を着工、同年10月に完成予定。2008年4月に生産開始の予定。
>>>詳細は設備投資 参照
-タイ
「タイ・ニッポンセイキ」の第2工場が2006年8月に竣工、10月より生産開始。
開発動向
研究開発体制
2007年3月期の研究開発費の総額は3,403百万円。
R&Dセンターを中核として、各事業分野を担当する量産製品の開発、設計組織および生産技術部門の緊密な連携によって、車載関係およびその他の多角化領域の製品開発、技術開発を進める。
2006年4月、北米の販売子会社N.S. International, Ltd.に設計開発部門「ニッポンセイキ・ノースアメリカン・デザイン・センター」を開設。
計器の部品生産や組み立てを行う高見工場(新潟県長岡市)内に建設を進めていたテクニカルセンターが2006年8月に稼働する。車載用計器の開発設計と金型の精密加工を担当する拠点で、両機能を既存工場に組み込み開発から生産までの一貫体制を構築する。新体制を生かして開発期間の短縮を始めとした競争力の向上を目指す。同社は高見工場をマザー工場としてグローバル生産の展開を進めている。技術拠点を工場内に置くことでマザー機能を強化し、品質、コストの改善に結びつける。(2006年7月29日付日刊自動車新聞より)
自動車及び汎用計器事業
2007年3月期の研究開発費の金額は2,803百万円。
- ヘッドアップディスプレイ等のHMI(ヒューマン マシン インターフェイス)機器開発及び運転支援型情報の表示システム技術開発
- 車載用光学系技術開発
技術供与 (2007年3月時点)
2007年3月期の研究開発費の総額は3,403百万円。
R&Dセンターを中核として、各事業分野を担当する量産製品の開発、設計組織および生産技術部門の緊密な連携によって、車載関係およびその他の多角化領域の製品開発、技術開発を進める。
2006年4月、北米の販売子会社N.S. International, Ltd.に設計開発部門「ニッポンセイキ・ノースアメリカン・デザイン・センター」を開設。
計器の部品生産や組み立てを行う高見工場(新潟県長岡市)内に建設を進めていたテクニカルセンターが2006年8月に稼働する。車載用計器の開発設計と金型の精密加工を担当する拠点で、両機能を既存工場に組み込み開発から生産までの一貫体制を構築する。新体制を生かして開発期間の短縮を始めとした競争力の向上を目指す。同社は高見工場をマザー工場としてグローバル生産の展開を進めている。技術拠点を工場内に置くことでマザー機能を強化し、品質、コストの改善に結びつける。(2006年7月29日付日刊自動車新聞より)
自動車及び汎用計器事業
2007年3月期の研究開発費の金額は2,803百万円。
- ヘッドアップディスプレイ等のHMI(ヒューマン マシン インターフェイス)機器開発及び運転支援型情報の表示システム技術開発
- 車載用光学系技術開発
技術供与 (2007年3月時点)
契約先名 | 所在地 | 契約内容 | 契約期間 |
尚志精機股份公司 [Tatung Precise Meter Co., Ltd.] |
台湾 | 二輪車用計器に関する技術供与 | 2004.04.12から 5年間 |
四輪車用計器に関する技術供与 | 2006.02.26から 5年間 |
||
JNS Instruments Ltd. | インド | 二輪車・四輪車用計器製造に関する ノウハウ供与 |
2002.12.30から 6年間 |
Machino-Autoparts Company |
ベトナム | 二輪車用計器製造に関する技術供与 | 2006.11.20から 3年間 |
設備投資
2007年3月期は総額11,487百万円の設備投資を実施。
自動車及び汎用計器事業
・7,979百万円の設備投資を実施。
・新機種対応及び生産能力拡大、設備更新により、計器組立設備、タイ-ニッポンセイキ社においての新工場建設等の投資及び設計開発体制拡充のためのテクニカルセンター建設の投資を行った。
海外投資
-ブラジル
ブラジルにおける四輪車用メーターの製造・販売会社として、2006年7月に設立した現地法人が、10月に工場建設に着工すると発表。用地や建物、生産設 備などの初期投資額は約8億円で、2007年10月に操業を開始する予定。2008年には年間7万台を生産、日系メーカーなどを中心に現地の自動車メー カーに供給する。同年の売り上げ目標は約10億円。また、2009年には生産規模を10万台まで拡大する。(2006年10月24日付日刊自動車新聞よ り)
-ベトナム
ベトナムのハノイ市に二輪車用計器の製造子会社「ベトナム・ニッポンセイキ」を設立。2007年4月に工場を着工、同年10月に完成予定。2008年4月 に生産を始める。従業員は2008年末時点で400人を計画。当面はベトナム国内の日系二輪車メーカー向けに販売する。将来は東南アジア諸国への販売拡大 を計画している。ベトナム・ニッポンセイキの工場は敷地面積2万2,500平方メートル、延べ床面積8,400平方メートル。投資額は約11億円。 2008年度の二輪車用計器の生産台数は年間60万台で売上高は約13億円を見込む。さらに2009年度には年産180万台、2012年度は年産280万 台を目指す。(2007年3月15日付けプレスリリースより)
-タイ
「タイ・ニッポンセイキ」の第2工場が2006年8月に竣工、10月より生産開始。同社はこれまでの二輪車用・四輪車用計器や同部品である実装基板に加 え、樹脂成形部品(計器用指針)や印刷部品(計器用文字板)等を集中生産し、グループ各社に供給するグローバル相互補完の中核拠点としての役割を担う。
設備の新設 (自動車及び汎用計器事業関連)
自動車及び汎用計器事業
・7,979百万円の設備投資を実施。
・新機種対応及び生産能力拡大、設備更新により、計器組立設備、タイ-ニッポンセイキ社においての新工場建設等の投資及び設計開発体制拡充のためのテクニカルセンター建設の投資を行った。
海外投資
-ブラジル
ブラジルにおける四輪車用メーターの製造・販売会社として、2006年7月に設立した現地法人が、10月に工場建設に着工すると発表。用地や建物、生産設 備などの初期投資額は約8億円で、2007年10月に操業を開始する予定。2008年には年間7万台を生産、日系メーカーなどを中心に現地の自動車メー カーに供給する。同年の売り上げ目標は約10億円。また、2009年には生産規模を10万台まで拡大する。(2006年10月24日付日刊自動車新聞よ り)
-ベトナム
ベトナムのハノイ市に二輪車用計器の製造子会社「ベトナム・ニッポンセイキ」を設立。2007年4月に工場を着工、同年10月に完成予定。2008年4月 に生産を始める。従業員は2008年末時点で400人を計画。当面はベトナム国内の日系二輪車メーカー向けに販売する。将来は東南アジア諸国への販売拡大 を計画している。ベトナム・ニッポンセイキの工場は敷地面積2万2,500平方メートル、延べ床面積8,400平方メートル。投資額は約11億円。 2008年度の二輪車用計器の生産台数は年間60万台で売上高は約13億円を見込む。さらに2009年度には年産180万台、2012年度は年産280万 台を目指す。(2007年3月15日付けプレスリリースより)
-タイ
「タイ・ニッポンセイキ」の第2工場が2006年8月に竣工、10月より生産開始。同社はこれまでの二輪車用・四輪車用計器や同部品である実装基板に加 え、樹脂成形部品(計器用指針)や印刷部品(計器用文字板)等を集中生産し、グループ各社に供給するグローバル相互補完の中核拠点としての役割を担う。
設備の新設 (自動車及び汎用計器事業関連)
会社名 事業所名 (所在地) |
設備の内容 | 投資予定 総額 (百万円) |
着手 | 完了 予定 |
日本精機(株) 本社工場 (新潟県長岡市) |
実験設備 | 58 | 2006年 12月 |
2007年 4月 |
日本精機(株) 高見事業所 (新潟県長岡市) |
計器組立設備 | 130 | 2006年 11月 |
2007年 6月 |
エヌエスアドバンテック(株) 本社工場 (新潟県小千谷市) |
成形及び印刷設備 | 291 |
2007年 |
2008年 3月 |
エヌエスアドバンテック(株) 長岡工場 (新潟県長岡市) |
着色設備 | 315 | 2007年 4月 |
2008年 3月 |
(株)ワイエヌエス 本社工場 (広島県庄原市) |
計器組立設備 |
202 | 2007年 6月 |
2008年 3月 |
基板実装設備 | 93 | 2007年 5月 |
2008年 2月 |
|
成形設備 | 62 | 2007年 4月 |
2007年 12月 |
|
UK-NSI Co., Ltd. (英国 ウースターシャー) |
計器組立設備 |
219 | 2007年 4月 |
2008年 3月 |
基板実装設備 | 182 | 2007年 4月 |
2008年 3月 |
|
上海日精儀器有限公司 [Shanghai Nissei Display System Co., Ltd.] (中国 上海市) |
基板実装設備 | 50 | 2007年 1月 |
2007年 12月 |