MOVE 2018:インド初のグローバルモビリティサミット(1)
未来のモビリティに向けて、モディ首相やスズキ会長などが講演
2018/10/11
- 要約
- NITI Aayog CEOによる開会式
- インド首相によるスピーチ
- 自動車業界リーダーによるスピーチ
- インドにおけるモビリティの未来:CEOによる議論
- インド道路交通省大臣によるスピーチ
- テーマ別セッション:電動化と代替燃料
要約
モディ首相がMOVE 2018で講演 (資料:NITI Aayog) |
MOVE 2018は、インド政府傘下のシンクタンクであるNITI Aayog (The National Institution for Transforming India)が主催するインド初のグローバルモビリティサミットで、9月7日~8日にニューデリーのビグヤンバワン(Vigyan Bhawan)コンベンションセンターで開催された。各国政府高官や、業界、研究機関、学会、シンクタンク、民間機関のリーダーを含む2,500人以上が世界中から集まった。
サミットのテーマは、電動化、代替燃料、公共交通機関の改革、物流、データ分析を用いたロジスティクスの5分野だった。
開会式ではインドのモディ首相がスピーチを行った。また会期中に、Tata Motors、日産、現代、スズキ、ABB、Bajaj、Mahindra、Sun Mobilityによる電気自動車の展示も行われた。中核イベントのひとつとして、モビリティの基礎的な側面と最先端の側面に関するハイレベルなパネルディスカッションが行われた。
会議およびパネルディスカッションでは、政府と業界を代表する人物がインドのモビリティの未来について話し合った。代替燃料、ラストマイルコネクティビティ、マルチモード交通、都市計画、スマート通信システムに焦点が当てられた。また、今回のサミットは、安全、クリーン、シェアード(共用された)、コネクテッド(接続された)を目指した交通システムの基礎を築く目的もあった。
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