最新の自動運転/ADAS技術:人とくるまのテクノロジー展 2015から

Bosch、デンソー、TRW、Magna、Continental、Hella、ZMP

2015/06/22

要 約

 2015年5月20~22日に開催された「人とくるまのテクノロジー展2015(公益社団法人 自動車技術会主催)」では、各サプライヤーが最新の自動運転技術、先進運転支援技術 (ADAS: Advanced Driver Assistance System)の展示を行った。 Boschは2016年に市場投入する自動駐車システムと、エアバッグなどのパッシブセーフティーシステムとアクティブセーフティーシステム用のセンサー(赤外線センサー、カメラなど)とネットワーク化する「統合安全システム」のコンセプトを提案。

 デンソーは、自動運転車と歩行者がコミュニケーションを取る技術のコンセプトを提示。Continental、TRW、Magna、Hellaの欧米サプライヤーも、それぞれADAS向け次世代製品を展示。日本の自動運転技術ベンチャー企業であるZMPは、2020年までに自動運転タクシー(ロボットタクシー)を実現することを狙い、そのベースとなるモデルを展示した。

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