北京モーターショー2014: 日韓メーカーなどのガソリン車

トヨタCorolla/Levin、日産Lannia、ホンダVEZEL、現代ix25/起亜K4など新型19車種

2014/05/22

要 約

 以下は、2014年4月に開催された北京モーターショー2014 (「2014年北京国際汽車展覧会」 2014 Beijing International Automotive Exhibition) における、日本・韓国・台湾・イスラエルの自動車メーカー合計10社が展示した、新型ガソリン車の取材詳細である。

 具体的には、トヨタ/日産/ホンダ/スズキ/マツダ/現代-起亜/裕隆汽車/イスラエル系Quros Autoが展示した新型車合計19車種の取材詳細を報告する。その内訳、コンセプトカーは6車種で、ガソリン車は13車種。

関連レポート:
 ▽北京モーターショー 2014: (先掲載分)
   ・欧米自動車大手7社のガソリン/ディーゼル車展示      ・日欧米メーカーのHV/PHV/EV展示
 ▽デトロイトモーターショー 2014:
   ・米国3社の展示   ・欧州メーカーの高性能車とコンセプト車

 ▽東京モーターショー2013:
  ・海外メーカーの展示
 ▽フランクフルトモーターショー 2013:
  ・BMW、VW、Daimlerの展示  ・欧州・アジアメーカーの展示  ・米日メーカーの展示

北京モーターショー2014での日韓など自動車メーカーのガソリン車展示一覧表

OEM 現地生産(予定)
OEM/ブランド
展示モデル 備考
(●はコンセプトカー)
トヨタ Lexus: NX 200t 輸入販売予定
(日本では2014年6月から販売予約)
天津一汽トヨタ Toyota: 新型卡羅拉 (11代目Corolla) 現地生産予定
(2014年6月頃発売)
広汽トヨタ        雷凌 (Levin)
日産 Infiniti: Q50 (旧型G Sedan) 輸入発売 (2014年4月)、
現地生産予定 (2014年末、
ロングホイール仕様のみ)
東風日産乗用車 Nissan: 藍鳥・印象 (Lannia Concept)
啓辰 (Venucia): 啓辰 R30 現地生産予定
(2014年7月発売)
ホンダ 東風ホンダ Honda: 新型思鉑睿 (New Spirior) concept
広汽ホンダ            繽智 (VEZEL) 現地生産予定
(2014年第4四半期発売)
           新型飛度 (3代目Fit) 現地生産
(2014年5月発売)
スズキ Suzuki: iV-4 Concept
長安スズキ           Concept ALIVIO
             (コンセプト アリビオ)
マツダ 一汽轎車股份 Mazda: Mazda 6 阿特茲 (All-new Atenza) 現地生産
(2014年5月発売)
長安Mazda             Mazda 3 昂克賽拉 (All-new Axela)
三菱自 東南汽車 Mitsubishi: Lancer EX Future (翼神 未来版) 現地生産予定
(2014年後半発売)
現代自 北京現代汽車 Hyundai: ix25 Concept
起亜自 東風悦達起亜 Kia: K4 concept
       K3s 現地生産開始
(2014年4月発売)
Israel Corp. Qoros Auto 観致 (Qoros): 観致 3 Hatch 現地生産予定
(2014年6月発売)
裕隆汽車 東風裕隆汽車 納智捷 (Luxgen): 納智捷 優6 SUV 現地生産開始
(2014年4月販売予約開始)


トヨタ:MCプラットフォーム採用「11代目Corolla」「Levin」と、Lexus 「NX 200t」の3車種

 

OEM 展示モデル 概要
天津一汽
トヨタ
Toyota
新型卡羅拉
(11代目Corolla)
 中国初披露。フルモデルチェンジした 11代目Corolla中国仕様モデル (4ドア仕様セダン)。全長4630/全幅1775/ホイールベース2700mm。広汽トヨタ導入予定の「雷凌」(Levin) が姉妹車。
 天津一汽トヨタ工場で生産し、早ければ、ガソリン仕様モデルは2014年夏に発売の予定 (HV仕様モデルは2015年発売の予定)。
 トヨタのMCグローバルプラットフォームを採用、米国「Corolla」にも取り入れた、知的で明晰な印象が与えられる所謂"Keen Look"フロントフェースがデザインされる。最近グレードアップを行った排気量 1.6L/1.8L Dual VVT-i ガソリンエンジンに、8速 S-CVTを組み合わせる なお、香港有名芸能人古天楽氏が本車種のイメージマンとして起用される。
広汽トヨタ Toyota
雷凌
(Levin)
 初披露。中国向けの4ドア中型セダン。全長4630/全幅1775/全高1480/ホイールベース2700mm。天津一汽トヨタの「11代目 Corolla」が姉妹車。
 2014年6月にガソリンエンジン搭載モデルの生産を先行して開始し発売。トヨタ MCグローバルプラットフォームを採用。2015年に中国製ハイブリッドシステム採用のHV仕様モデルを追加投入予定。
 リアランプユニットには合計50数個のLEDランプが組み合わされている。前座席は、前後260mm、高さ最大60mmの調整ができる。なお、本車種を、広汽トヨタは2015年50万台販売目標達成の戦略車種と位置付けている。

 

11代目Corolla 11代目Corolla
初披露した、天津一汽トヨタの「11代目Corolla」(新型卡羅拉)

 

Levin Levin
初披露した、広汽トヨタの「Levin」(雷凌)

 

OEM 展示モデル 概要
トヨタ Lexus
NX 200t
 世界初披露。Lexusブランド初となる、上級コンパクトクロスオーバーSUV。2013年初披露した「LF-NX concept」をベースに進化させたもの。全長4630/全幅1845/全高1645/ホイールベース2660mm。
 都市でシャープなデザイン。テスト走行は100万km以上実施した。2WD/FF仕様 (車両重量1710kg) の燃費は12.8km/L (JC08測定モード)で、AWD仕様 (車両重量1770kg /18インチホイール装着時) は燃費12.4km/L。
 搭載エンジンは、2.0L 新型ターボ付の「8AR-FTS」型。水冷式エキゾーストマニホールド一体シリンダーヘッド及びツインスクロールターボチャージャーを世界初採用したほか、「D-4ST」ターボ用直噴技術や、「VVT-iW」可変角を拡大した連続可変バルブタイミング機構などの新技術も取り入れた。アイドリングストップ機構とも組み合わせる。

 

Lexus NX 200t Lexus NX 200t
トヨタの Lexus 「NX 200t」量産モデル (初披露)

 

 



日産:「Lannia」、旧型「March」ベースの「啓辰R30」、Infiniti 現地生産車「Q50」の3車種

 

OEM 展示モデル 概要
東風日産
乗用車
Nissan
藍鳥・印象
(Lannia
Concept)
 世界初披露。1980年代生れの中国若者、「80後:"Balinghou"」(通常は現在25歳~30歳で推定人口は2.4億人) をターゲット消費者に設定したコンセプトセダン (Cセグメント「藍鳥」の次世代モデル)。
 2013年上海モーターショーで発表したコンセプトカー「Friend-Me」に続いて、中国人デザイナーがデザインを主に担当し、日産の北京デザインセンター「日産中国設計中心」(NDC:Nissan Design China) と日産のグローバルデザインセンター「Nissan Global Design Center」(NGDC) が共同で開発した2車種目のコンセプトカー。
 日産の未来の世界戦略車の方向性を示すモデルでもある。エネルギッシュで流れるようなしなやかなデザインが特徴。
啓辰
(Venucia)
R30
 初披露。中国で生産していた日産旧型 「March」のマイナーチェンジモデル (コンパクトハッチバック)。中国では"啓辰"ブランドのR30として販売される。ホイールベースは「March」と同じ2450mmで、車体サイズは、全長3775/全幅1665/全高1530mm。2014年7月発売の予定。販売予定価格は5万元未満~6万元になる見通し。
 排気量1.2L の日産 「HR12DE」エンジン (最高出力58kW/最大トルク106Nm) と、5速MTを搭載。最小回転半径は4.5m。

注:中国で初めて"Nismo"ブランドモデルを展示し、まずは「GT-R Nismo」「370Z Nismo」の2車種を中国市場に正式に導入(輸入販売) する。Nismoは、日産モータースポーツ・インターナショナルの略称。

 

Lannia Concept Lannia Concept
東風日産乗用車の「藍鳥・印象」(Lannia Concept)

 

啓辰R30
東風日産乗用車の「啓辰 R30」
(中国で生産していた旧型「March」がベースモデル)

 

OEM 展示モデル 概要
東風日産
乗用車
Infiniti
Q50
 上級スポーツセダン (旧型モデル名称「Infiniti G Sedan」)。2013年11月開催の広州モーターショーで初披露。今回もグローバル仕様の標準サイズモデルの展示のみ。
▽2014年末に、中国市場向けのロングホイールベース2.0L仕様(未発表)を湖北省の襄陽工場で現地生産へ
 動力システムは、排気量2.0L 水冷式の直列4気筒のターボ付エンジンに、7速ATを組み合わせる。技術面では、日産独自技術 DAS (Direct Adaptive Steering)、ALC (Active Lane Control)や、素早い加速が実現できる高性能ハイブリッド動力システム "VQ35HEV"(Direct Response Hybrid) を採用。
▽2014年4月、輸入販売を開始
 排気量2.0Lのロングホイールサイズモデルの現地生産に先立ち、2014年4月に輸入車の標準販売価格 (32.58万~54.98万元) を発表し、排気量3.7L仕様、または、3.5L エンジン搭載HV 仕様モデルを発売。これに加えて、2.0Lターボエンジン搭載モデルの輸入販売予約も開始し、今夏 (欧州では今秋) から正式に輸入販売を開始する。
▽高性能バージョンを展示
 「Q50」の高性能バージョンとなる「Q50 Eau Rouge concept」(写真あり) も、今回の北京モーターショーでアジア初披露した (2014年1月デトロイトモーターショーで世界初披露)。
 炭素繊維を多く用いるなどの軽量化にも工夫。排気量3.8LのV6エンジン搭載、最高出力418kW、最大トルク600Nm。0→60mphは4秒で、最高時速約290km/h。同モデルの量産計画は未定と今回発表された。

(注1) 今回の北京モーターショー2014で、東風日産乗用車の襄陽工場で量産を予定する、スポーティなSUV 「Infiniti QX50」(旧型モデル名称「Infiniti EX」) の展示はなかった。
 但し、日産は、同じQXシリーズ(SUV)の 「Infiniti QX60」を展示し、そのHV仕様モデル「Infiniti QX60 Hybrid (下記展示写真)」(7座席、2.5L 直列4気筒エンジン/CVT/出力15kW電気モーターが組み合わせる) を、中国で2014年第3四半期に(輸入)発売と表明。更に、2014年以降の5年内に、Infinitiモデルを 60%増やし、これに合わせてパワートレイン機種も倍増するとも発表した。

(注2) Infiniti車は、今後の積極的な新規モデル投入に備えるために、モデル名の変更を実施した。
 2014モデルイヤーから、乗用車は"Q"、SUV/Crossover車は"QX"で始まるモデル名に変更した。具体的には、「
Infiniti G」(セダン) →「Infiniti Q50」、「Infiniti G クーペ」と「Infiniti コンバーティブル」→「Infiniti Q60」、「Infiniti M」→「Infiniti Q70」、「Infiniti EX」→「Infiniti QX50」、「Infiniti JX」→ 「Infiniti QX60」、「Infiniti FX」→ 「Infiniti QX70」、「Infiniti QX56」→ 「Infiniti QX80」となる。

 なお、2013暦年のInfiniti中国販売は17,108台 (2014年第1四半期実績6,158台)、2016年販売目標は10万台に設定している。

 

Infiniti Q50 Infiniti Q50
Infiniti 「Q50」:ロングホイールモデルは襄樊工場で生産する予定。

 

Q50 Eau Rouge Q50 Eau Rouge
Infiniti 「Q50 Eau Rouge」と、そのインテリア。

 

QX60 Hybrid
Infiniti 「QX60 Hybrid」: 中国で量産予定車種「QX50」と同じSUVシリーズ車種

 

 



ホンダ: 「新型Spirior concept」「VEZEL」「3代目Fit」、"FUNTEC"技術採用新型車3車種

 

OEM 展示モデル 概要
東風ホンダ Honda
新型思鉑睿
コンセプトカー
(New Spirior concept)
 世界初披露。スポーティーセダン「Spirior」新型量産モデルのコンセプトカー (9代目Accordがベース車)。その量産モデルは、初代「思鉑睿」と同様で武漢合弁工場で生産し、2014年第4四半期に発売予定。
 "FUNTEC"技術(注1)を採用。2.4L直噴エンジンに、8速DCTを組み合わせる。初代「思鉑睿」より、ボディデザイン刷新や先進技術搭載、動力性能向上ほか、進化した安全装備を充実させている。
広汽ホンダ Honda
繽智
(VEZEL)
 Accord (セダン)/Fit (ハッチバック) に続く、現地で生産するホンダの世界戦略SUV (中型)。スポーツセダンの特独なボディラインがデザインの特徴。広汽ホンダ初の量産SUVモデルでもあり、2014年第4四半期から発売の予定。
 "FUNTEC"技術を採用し、動力システムは、ホンダの最新型直噴エンジン (排気量1.5L) に、アイドリングストップ機構を組み合わせる
Honda
新型飛度
(3代目Fit)
 フルモデルチェンジしたホンダの世界戦略ハッチバック「Fit」の最新型 (3代目)。全長4065/全幅1695/全高1525/ホイールベース2530mm。先代より、動力や燃費性能、装備、快適性、操縦性のすべてを進化させた。広州工場で生産。2014年4月に販売予約を開始し、5月から販売開始 (標準販売価格7.38万元から)。
 従来のABSや車輪の空転を抑制するTCSに加え、車両横滑りを制御し、"走る・曲がる・止まる"といった全領域で車両走行安定性を確保するためのVSA(Vehicle Stability Assist)システムを、同クラス車両で初めて装備した。
 "FUNTEC"技術を採用。排気量1.5L i-VTECの3代目直噴エンジンに、アイドリングストップ機構及び5速MT/新型CVTを組み合わせる。総合燃費(メーカー発表値)は5.3L/100km。

(注1) ホンダ"FUNTEC"技術は、"Earth Dreams Technology"を採用したエンジン、ホンダの新型CVT及びDCT、アイドリングストップ機構等のエコ技術、車線逸脱警報システムや緊急制動信号システム (ESS) 等の安全技術からなる。

(注2) Acuraブースでは、ホンダの次世代スーパースポーツのコンセプトモデル「Acura NSX Concept」も展示した。

 

New Spirior New Spirior
東風ホンダの新型「思鉑睿」(All-New Spirior) のコンセプトカー

 

VEZEL VEZEL
広汽ホンダのSUV「繽智」(VEZEL)

 

3代目Fit 3代目Fit
広汽ホンダの「新型飛度」 (3代目Fit)

 

 



スズキ:重慶工場導入予定2車種のコンセプト車、「Concept ALIVIO」「iV-4 Concept」

 

OEM 展示モデル 概要
長安スズキ Concept
ALIVIO
(コンセプト
アリビオ)
 世界初披露。スズキが、中国最大のCセグメント市場での拡販を狙って導入する、量産仕様に近いセダンのコンセプトカー。2013年上海モーターショーで発表したコンセプトカー「AUTHENTICS」をベースにした。
 全長4545/全幅1730/全高1475mmで、全高を抑えて全幅を広めに設計した安定感のあるスタイリング。スポーティなボディデザインに、鋭いキャラクターラインと滑らかな曲面を取り入れた。その量産モデルは、重慶合弁工場で生産し、2014年末までに発売予定 (販売予定価格約16万元)。
 動力システムは、軽量化や摩擦抵抗の低減により出力向上と低燃費を両立するように工夫された、排気量1.6L直列4気筒のVVT エンジンに、軽量化とコンパクトにこだわって新開発した6速ATと組み合わせる。
スズキ iV-4
Concept
 中国初披露。スズキの次世代4WDシステム「ALLGRIP」を採用した新しいコンパクトSUVのコンセプトカー。デザイン面では、スズキSUVの伝統を継承し、イルミネーショングリル等の先進性を取り入れている。長安スズキで2015年に量産開始を予定するコンパクトSUVのベースモデルになる。

Concept ALIVIO Concept ALIVIO
長安スズキの「Concept ALIVIO」 (コンセプト アリビオ)

 

iV-4 Concept iV-4 Concept
スズキの「iV-4 Concept」: 長安スズキで2015年から生産するSUVのコンセプトカー

 

 



マツダ:フルモデルチェンジした「Atenza」「Axela」の最新型車の2車種

 

OEM 展示モデル 概要
一汽轎車股份 Mazda6
阿特茲
(New Atenza)
 フルモデルチェンジした「Atenza」の最新型 (セダン)。ボディサイズは、全長4870/全幅1840/全高1450/ホイールベース2830mm。マツダのSKYACTIV 技術と「魂動」(KODO:Soul of Motion) のテーマのダイナミックなデザインが特徴。総合燃費 (メーカー発表) は、6.3L~7.1L/100km。
 一汽轎車股份の長春工場で2014年4月から受託生産を開始。2014年5月から、第一汽車との合弁販売会社を通して発売。予約販売価格は18.98万~24.98万元で、2014暦年の販売目標は3.7万台。
 SKYACTIV-G 新型高性能直噴エンジン (排気量2.0/2.5L) と、マニュアルモード付6速AT (SKYACTIV-Drive) を搭載。マツダのアイドリングストップ機構「i-stop」と回生ブレーキシステム「i-ELOOP」を装備。
長安Mazda Mazda3
昂克賽拉
(New Axela)
2/3box
 フルモデルチェンジした「Axela」の最新型。ハッチバックモデル (全長4461/全幅1795/全高1474/ホイールベース2700mm) と、セダンモデル (全長4582/全幅1795/全高1458/ホイールベース2700mm) が設定されている。
 南京工場で生産し、2014年5月から発売予定 (日欧市場で投入済み)。販売予定価格は12万~17万元。総合燃費 (メーカー発表) は、ハッチバックモデルが5.8L~6.0L/100kmで、セダンモデルが5.9L~6.2L/100km。
 マツダの"SKYACTIV-G"新型高性能直噴エンジン (排気量1.5/2.0L) に、"SKYACTIV-MT"(6速MT)または"SKYACTIV-Drive" (マニュアルモード付6速AT) を搭載。うち、1.5LのSKYACTIV-Gエンジンが中国市場に導入されるのはこれが初めて。装備面では「i-stop」と「i-ELOOP」のほか、新世代マツダ独自のカー通信接続システム「Mazda Connect」も採用されている。

 

Atenza/Mazda6 Atenza/Mazda6
一汽轎車股份の新型「Atenza」:「Mazda 6 阿特茲」(セダン)


 



三菱自:「Lancer EX」の最新マイナーチェンジバージョン

 

OEM 展示モデル 概要
東南汽車 Lancer EX
Future
(翼神 未来版)
 三菱自動車の世界戦略車「Lancer EX」の中国量産モデルの次期マイナーチェンジモデル。東南汽車の福州工場で生産し、2014年後半から発売の予定。
 自社の「AS&G」アイドリングストップ機構を搭載。インテリアにはPET繊維を採用し、座る人の身を包むようなスポーツタイプシート、走行情報が常に反映・更新するインストルメントも一新した。電動パワーステアリング (EPS) や、デイランプ及びリアランプは LED を採用。

 

Lancer EX 未来版 Lancer EX
三菱自の「Lancer EX Future」(翼神 未来版):東南汽車で2014年後半から生産を開始する予定 東南汽車の現行量産モデル:「Lancer EX」(翼神) セダン

 



現代自:中国での新型量産車「ix25」のコンセプトカー

 

OEM 展示モデル 概要
北京現代汽車 Hyundai
ix25 Concept
 世界初披露。中国向けに開発した小型SUVの、量産モデルに近いコンセプトカー。大胆なフロントフェースやスポーティなリアエンドが調和されたデザインで高級感をアピール。ボディサイズは、全長4270/全幅1780/全高1630/ホイールベース2590mm。
 このコンセプトカーをベースにする量産モデル「ix25」は、排気量2.0L の「Nu」エンジンを搭載。25~35歳の若い世代をターゲットユーザーに設定。韓国スター金秀賢氏が量産モデルのイメージキャラクターに起用されている。2014年後半から順義工場での生産を開始し発売する予定。
 現代自動車は、「ix25」導入により、投入済みの「ix35」 (韓国名:Tucson)、「Santa Fe」、「Grand Santa Fe」 を含む、中国における SUV ラインナップを完成させる計画。

注:輸入車ブースでは、フルモデルチェンジした最新型「Genesis」(3.0L GDI /3.3L GDI エンジン搭載) も展示した。

 

ix25 concept Genesis
現代自の「ix25 concept」:北京現代汽車の新型量産車「ix25」のコンセプトモデル 韓国・現代自の最新型「Genesis」

 

 



起亜自:2014年の4月発売「K3s」と、後半から現地生産「K4」のコンセプトカー

 

OEM 展示モデル 概要
東風悦達起亜 Kia
K4 concept
 世界初披露。中国向けに開発した、中型セダン「K4」のコンセプトカー (4ドア)。「K3」と「K5]の中間に位置付けるモデル。全長4720/全幅1815/全高1465/ホイールベース2700mm。
 このコンセプトカーをベースにした量産モデルは、塩城工場で生産し、2014年後半から発売の予定。中国の30~40歳代のファミリーをターゲットに設定している。
 動力システムは、中国市場初投入の1.6L のGDI ターボ付エンジン、または、1.8L/2.0L エンジンに、6速MT/6速AT/7速DCTを組み合わせる。
Kia
K3s
 中国の若者をターゲット顧客とする5ドアハッチバック。全長4365/全幅1780/全高1460/ホイールベース2700mm。塩城工場で2014年3月に量産を開始し、4月から発売 (標準販売価格10.18万~14.38万元)。
 動力システムは、排気量1.6L Gama エンジンと、6速MT/6速ATを搭載。装備面では、ディーライト及びコンビネーションリアヘッドにLEDを採用し、ABS+EBD、HAC/VDC、ESP、6つのエアバッグ、リアビューカメラを装備するなど、中国の同クラス車種において最高クラスとアピールしている。
 (*注) モデル名の"S"は、"Stylish"&"Sporty"を意味する。また、アジアで人気の芸能人 Lee Minhoをイメージキャラクターに起用して、販促を図っている。

注:起亜自は、EV ハッチバック 「Soul EV」、ハイブリッド車 「K5 Hybrid」、「Niro HV concept」を展示した。但し、2014年3月に開催された南京新エネルギー車電動車展覧会で展示した、東風悦達起亜の"華騏"合弁ブランド新型EV 「2代目 華騏 EV」(最高速度134km/h、航続距離は最大150km、充電時間は標準で6h/急速52分) は出展しなかった。

 

K4 K3s
東風悦達起亜の量産車「K4」のコンセプトカー 東風悦達起亜の新型市販車「K3s」

 


 


Qoros Auto:2014年6月中国量産発売の「観致 3 Hatch」

 

OEM 展示モデル 概要
観致汽車:
Qoros Auto
(Israel Corp.)
観致 3
(Qoros 3)
Hatch
 中国初披露 (2014年3月開催されたジュネーブモーターショーで世界初披露)した、「観致 3」のハッチバックモデル (5座席5ドア仕様)。2013年12月発売の、中国での初量産モデル「観致 3 sedan」(4ドア仕様)に続いて、2車種目の中国量産モデル。同じく江蘇省の常熟工場で生産し、2014年6月頃に発売の予定 (販売予定価格12万元から)。
 「観致 3 sedan」のモジュール式プラットフォームをベースに開発。「観致 3 sedan」に比べて、全長が4438mmと177mm短くしており、ほか(全幅1839/全高1445/ホイールベースは2690mm)は同サイズ。ABS+EBD、ESC、TCS、BA、CBC、LED デイライトを装備。100km当たりの燃費は、3タイプでそれぞれ6.1/6.3/6.5L。
 動力システムは「観致 3 sedan」と同一で、排気量1.6L DVVT "VIS"可変吸気システム付エンジン「SQRE4G16型」 (最高出力93kW、最大トルク155Nm)、または、1.6L ターボ付エンジン「SQRE4T16型」(同115kW、210Nm)に、6速MT/6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせる。

注:今回の北京モーターショーで、二輪電気自転車のコンセプトカーである、「eBIQE Concept」を展示した。

 

観致 3 Hatch 観致 3 Hatch
観致 3 Hatch 観致 3 Hatch
「観致 3 Hatch」:安徽省にある、イスラエル系自動車メーカー観致汽車の、2車種目の量産車

 

 



裕隆汽車:2014年4月発売の中国生産 「納智捷 優6 SUV」

 

OEM 展示モデル 概要
東風裕隆汽車 納智捷
(Luxgen)
優6 SUV
 東風裕隆汽車の戦略SUV (2列5座席、2WD仕様のみ)。車体サイズは、全長4625/1825/1620 (ルーフレール付)/ホイールベース2720mmで、HRSS (High Rigid Safety Structure) 高強度構造を採用。杭州工場で生産し、2014年4月に販売予約を開始 (標準販売価格12.88万~20.08万元)。
 排気量1.8L (最高出力116kW/最大トルク230Nm) ターボエンジンと 5速AT、または2.0L (同132kW/256kW) ターボエンジンと マニュアルモード付6速ATを搭載し、合計7タイプのグレードが設定される。そのうち6グレードには、音楽/動画が楽しめる娯楽システムや、電話通信機能、走行安全情報、システム設定、HTC スマートフォンと言った自社独自の"THINK+ 車載情報システム"を標準装備。
 また、その他の標準装備面では、前座席エアバッグ、ABS+EBD+BAS、BOS/EPB、盗難警報装置、自動制御式リアミラーを含む。安全装備でアラウンドビューシステム (Active Eagle View+)、Side View+、Dual Side View+, 前方車両衝突防止警報システム (FCW+)、歩行者警報システム(PDS+)、車線逸脱監視システム(LDWS+)も採用される。

 

Luxgen Luxgen
東風裕隆汽車で生産する「納智捷 (Luxgen) 優6 SUV」

                     <自動車産業ポータル、マークラインズ>