CATARC提携レポート 中国新エネルギー車 (NEV)動向 2017年1月

2016年の新エネルギー車生産は50万台を突破

2017/02/03

中国国内生産 (概要)



このレポートは北京CATARC科学技術センター*のレポートをマークラインズが編集・翻訳したものです。
過去のCATARC提携レポートはこちらをご参照ください

 第13次五ヵ年計画および新エネルギー車普及政策第3弾の最初の年であった2016年は新エネルギー車の生産が前年比1.1倍の51.6万台、販売も51.6万台となり、新エネルギー車の生産・販売共に世界一を維持した。2016年の新エネルギー車生産を月次で見ると、第1四半期は月平均1.5万台と低調であったが、4月から10月は月平均4万台となった。11月と12月の生産は月平均が9.8万台に拡大したため通年の生産を51.6万台にまで押上げた。

 2016年12月の新エネルギー車生産台数は前年同月比17.1%増、前月比33.8%増の11.21万台となり、月次生産では過去最高を記録した。車種別に見ると、EV生産が10万台超となり、新エネルギー車におけるEV比率は92.2%となった。PHV生産は約8.6万台となった。FCVは乗用車、バス、特殊車両の3種類が生産されたが、台数は100台未満であった。

図1 新エネルギー車の月次生産台数 (2016年)

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