車載機器向けの基板実装型同軸レセプタクル『CMS1953』は、近年急速に需要が高まっている車載用高速シリアルインターフェースの伝送用途をターゲットに、従来のアナログ信号用の同軸コネクタに対して、ブロードな周波数帯域とEMC対策の為の強固なシールド性能を確保しました。独自の篏合構造を採用する事で、良好なロック感と、ほぼ全ての自動車メーカーの要求に応えられる堅牢制も備えています。すでに多くのカメラシステムで量産採用されている、Φ10.5の孔に経通可能な業界最小クラスの小型中継プラグ『HPC1152』と接続でき、配策自由度の向上にも貢献します。　5種類のキーバリエーションを取り揃え、統合ECUや全方位カメラシステムなどの複数個使いのニーズにも応えます。
サイズは11.2mm×9.5mm×17.7mm　（基板上高さ×幅×奥行）。基板実装方法にも伝送特性と実装強度を両立できる工夫を凝らし、信号端子はＳＭＴ、シールド端子はスルーホールリフローというハイブリッドタイプとした。推奨マスクパターンの提供も可能。使用温度範囲は-40℃ ～ 105℃

・EMC特性に優れた二重シールド構造を採用
・次世代SerDes(SERializer/DESerializer)の高速信号（6Gbps）の伝送を可能とする優れた伝送性能
・嵌合時(ﾎｼﾃﾞﾝ製ﾌﾟﾗｸﾞHPC1152との嵌合)に良好なロック音が鳴るため、組立工程における嵌合不良を低減

・車載カメラシステムのECU基板とハーネスの接続
・車載アンテナ線と基板の接続
・その他、同軸線接続 等

・サンプル開始 ： 提供中
・販 売 開 始 ： 販売中
・計画月産数量 ： ２万個
・サンプル価格 ： 200円 (税抜き)