Grupo Antolinは、ルノーの新型SUV「エスパス(Espace)」に初の発泡ドアパネルが採用されたと発表した。両社は、ドアパネルの外観に使用する化学発泡技術を共同開発し、標準規格に適合することを十分に検証した後、新型「エスパス」のリアドアパネル用として量産を開始した。この技術は、重量、リサイクル性、展延性、炭素排出量の面で持続可能な代替手段となるもの。また、Antolinはこのモデル向けに、ヘッドライナー基材(パノラマバージョンでは樹脂フレーム付き)、サンバイザー、ピラートリム、トランクトリム、ウィンドウレギュレーター(樹脂レール付き)、ドームランプ、アンビエント照明(ドアパネル用RGB-赤、緑、青モジュール)など、リサイクル素材やカバーを使用した他の製品も供給している。(2023年7月11日付プレスリリースより)

セルビア政府は、Bosch (ボッシュ)がPecinci工場にコンフォートアクチュエーター事業部門を設立し、ウィンドウレギュレーターの生産を開始すると発表した。新事業部門は300名の雇用を創出し、同工場は2023年末までに約3,000名に増員する見込み。同社のセルビア国内の現在の従業員数は約3,500名で、Pecinci工場のほか New BelgradeとSimqnovciでも事業を展開している。(2023年1月23日付プレスリリースより)

・11月27日付の中国の複数メディアの報道によると、重慶市の新型コロナウイルス感染状況は、11月に入ってから過去3年間で最も悪化した状況にある。今回の感染拡大が産業サプライチェーンに与える衝撃や悪影響に対応し、産業経済の安定を保護するために、重慶市では多くの企業がクローズドループ(バブル方式)生産を実施している。
・重慶市の主要工業エリアである両江新区では245の重点工業企業がいずれもクローズドループによる生産を実行し、その累計在勤者数は約10万人にのぼるという。データによると、11月23日現在、市全体の25の重点工業領域における工業企業6,600社のうち、全体の79.5%を占める5,245社が生産活動を行っていた。
・長安汽車は通年の安定かつ秩序ある生産と操業を維持するために、11月中旬から工場でクローズドループによる管理を導入している。長安汽車の重慶工場では欧尚(Oshan)や深藍(Deepal)シリーズのモデルを生産している。二輪車やバッテリー交換モデルを生産する力帆科技集団、商用車を生産する長安跨越(Changan Kuayue)もクローズドループによる生産を開始した。
・部品メーカーでは、重慶市璧山高新区に位置する藍黛科技集団股份有限公司(Landai Technology Group Corp., Ltd.、以下、藍黛科技)も連日クローズドループによる生産を導入し、計1,600名の従業員が工場に常駐して生産を行っている。藍黛科技によると、現在は生産の最盛期で、トランスミッションアセンブリを毎日約2,200台生産している。感染防止対策を取った上で、バランスシャフトボックスや新エネルギー車(NEV)向け部品などの生産に力を入れている。両江新区翠雲街道南山工業パークでは、重慶市大明汽車電器有限公司(Chongqing Daming Automobile Electric Appliance Co., Ltd)もクローズドループ生産を行っている。同社は長安フォードの主要サプライヤーの1つで、主にウィンドウレギュレーターやシートなどのスイッチ部品を供給している。
中国の複数メディアの報道、重慶両江新区のWechat公式アカウント、力帆科技集団および長安跨越のリリースに基づく
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