thyssenkruppは、ポートフォリオの再構築が完了し、マルチトラック(Multi Tracks)部門と産業部品(Industrial Components)部門を廃止することを発表した。マルチトラック部門のオートメーションエンジニアリング事業とスプリング&スタビライザー事業は、自動車技術(Automotive Technology)部門に配置される。両事業で開始された廃止プロセスは継続される。鍛造技術(Forged Technologies )部門も同じエンドカスタマー構造のため、将来的には自動車技術部門に統合される。今後同社の事業は自動車技術、脱炭素技術、材料サービス部門と、Steel Europe、Marine Systemsの各部門で構成されることになる。なおSteel EuropeとMarine Systemsについては分社化する意向。(2023年9月14日付プレスリリースより)

・7月29日付の複数の米国メディアの報道によると、GMはミシガン州のランシング・グランドリバー(Lansing Grand River)工場で、2024年型シボレー「カマロ(Camaro)」の生産を8月7日から開始すると発表した。GMは3月23日に同工場での6世代目の「カマロ」の生産を2024年1月に終了して引退させると発表している。
・2024年型「カマロ」の生産期間は通常よりも短く、計画台数も少ない。
・2.0L 4気筒LTGターボガソリンエンジン、ローダウンサスペンションとスタビライザーのオプション、20インチのCalienteホイール、そして1LSベースグレードが、2024年型では設定から外される。
・そのためGMは、2024年型では最高出力455hp、最大トルク455 lb-ftを発揮する6.2L V8 LT1エンジンを2023年型から約60％増産するという。
・北米では、LT/RS、LT1、SS、Z71グレードに、初代「カマロ」へ敬意を表し様々なスタイリングとペイントのアップグレードを施した2024年型「カマロ・コレクターズ・エディション」が発売される。
・また、ル・マン24時間耐久レースに参戦した2024年型「カマロZL1 ガレージ 56 エディション」も用意され、高性能グレード「ZL1 1LE」のフロントマスク、レーシングスポイラー、ユニークなバッジなどのアップグレードが施される。
(multiple sources on July 29, 2023)

Sogefiは、2023年上半期に濾過部品部門が欧州でトラック向けブレーキ回路用フィルターの供給契約を獲得したと発表した。サスペンション部品部門では、電動LCV向けスタビライザーバーをインドで受注したほか、欧州でも高級電気SUV向けスタビライザーバーとeモビリティプラットフォーム向けコイルスプリングの契約を獲得した。エンジン&クーリング部品部門では、BYDからプラグインハイブリッドプラットフォーム用のエアマニホールドを受注したほか、EVに使用されるギアボックス内部の潤滑用オイルマニホールドを受注した。エンジン&クーリング部品部門は北米では熱管理製品、欧州ではeモビリティ向けサーモスタットとインテークマニホールドも受注した。(2023年7月24日付プレスリリースより)