・インドの自動車販売店協会連合(Federation of Automobile Dealers Associations: FADA)は5月4日、2023年4月の月間自動車小売台数を発表した。
・2023年4月の乗用車販売は前年同月比1.3%減の28万2,674台、商用車は1.9%増の8万5,587台、二輪車は7.3%減の122万9,911台、三輪車は57.2%増の7万928台、トラクターは1.5%増の5万5,835台となり、合計では4.0%減の172万4,935台となった。
・2023年4月末時点の乗用車の平均在庫は39-41日、二輪車は平均12-15日となっている。
・FADAは4月の車両販売台数が前年4.0%減、乗用車販売が1.3%減であった理由について、比較のベースとなる2022年4月が高水準の販売であったこと、車載自己診断機能(OBD2)の搭載で車両価格が上昇したこと、3月の駆け込み需要があったことを要因に挙げた。
・また、二輪部門の販売減(前年比7.3%減)は、OBD2規制や雨期の影響、4月のOBD2規制施行前の3月に駆け込み需要があったことが影響したと述べた。モデルミックスの供給や地方の消費者心理が改善せず、二輪車需要は依然として低水準であるという。一方、商用車部門は前年比2%増と堅調だった。しかし、ディーラーはOBD2規制による供給遅延の可能性を懸念しているという。
・FADAは短期的な見通しについて、乗用車部門では在庫増を懸念していると述べた。そこで、メーカー各社に対し、需要の高いモデルの生産・供給を優先し、需要に合わせた供給のバランスを確保するよう調整を求めているという。半導体不足の影響が続いており、市況はやや低迷しているが、5月の結婚シーズンが需要をやや押し上げると予想している。
・商用車部門は、全国各地で政府が活発に進めているインフラ投資事業に支えられ、中型・大型商用車の需要が旺盛となっている。自動車メーカーによる供給の改善と消費者の価格変動への適応が商用車部門の成長に寄与していると語った。
Based on the FADA press release
OBD インターフェース
車両生産地別供給情報
地域 |
メーカー |
モデル |
モデルイヤー |
サプライヤー |
部品名 |
---|---|---|---|---|---|
ASEAN・インド・韓国 | Hyundai | Genesis G70 (Korea) | 2022 |
Vitesco Technologies Korea Co.,Ltd. (旧 Continental Automotive Systems Corp, Korea) |
車載式故障診断システム(OBD)(2.0L)(8AT) |
ASEAN・インド・韓国 | Hyundai | Genesis G80 (Korea) | 2022 |
Vitesco Technologies Korea Co.,Ltd. (旧 Continental Automotive Systems Corp, Korea) |
車載式故障診断システム(OBD)(2.5L)(8AT) |
ASEAN・インド・韓国 | Hyundai | Genesis GV80 (Korea) | 2022 |
Vitesco Technologies Korea Co.,Ltd. (旧 Continental Automotive Systems Corp, Korea) |
車載式故障診断システム(OBD)(2.5L)(8AT) |
中国 | FAW-Volkswagen | Audi Q3 35 TFSI (FF) (China) | 2023 |
Bosch [Robert Bosch GmbH] |
車載式故障診断システム(OBD)(1.4T)(7DCT) |
中国 | FAW-Volkswagen | Audi Q3 40 TFSI RS (FF) (China) | 2023 |
Bosch [Robert Bosch GmbH] |
車載式故障診断システム(OBD)(1.4T)(7DCT) |
中国 | FAW-Volkswagen | Audi Q3 Sportback 35 TFSI (FF) (China) | 2023 |
Bosch [Robert Bosch GmbH] |
車載式故障診断システム(OBD)(1.4T)(7DCT) |
日本 | Subaru | Forester | 2020 |
(株) デンソー |
電子コントロールユニット (車載式故障診断システム (OBD) あり)(2.0L)(CVT) |
日本 | Subaru | Legacy | 2020 |
(株) デンソー |
電子コントロールユニット (車載式故障診断システム (OBD) あり)(2.5L)(CVT) |
日本 | Subaru | Outback | 2020 |
(株) デンソー |
電子コントロールユニット (車載式故障診断システム (OBD) あり)(2.5L)(CVT) |
欧州 | Audi |
A5 Sportback (Germany)
![]() |
2021 |
Lear Corporation |
車載式故障診断システム(OBD) |
欧州 | Aston Martin | V8 Vantage (UK) | 2020 |
Bosch [Robert Bosch GmbH] |
電子コントロールユニット (車載式故障診断システム (OBD) あり)(4.0T)(8AT) |
欧州 | Audi | A7 Sportback (Germany) | 2020 |
Audi |
電子コントロールユニット (車載式故障診断システム (OBD) あり)(2.0T)(7DCT) |
米州 | Nissan | Sentra (Mexico) | 2023 |
Nissan Mexico - Aguascalientes Plant 2 |
車載式故障診断システム(OBD) |
米州 | BMW | X4 (USA) | 2020 |
Bosch [Robert Bosch GmbH] |
電子コントロールユニット (車載式故障診断システム (OBD) あり)(2.0T)(8AT) |
米州 | BMW | X5 (USA) | 2020 |
Bosch [Robert Bosch GmbH] |
電子コントロールユニット (車載式故障診断システム (OBD) あり)(2.0T)(8AT) |
検索結果 66件
部品メーカー名 | 所在地 | 主要部品メーカーレポート | 所在国 |
---|---|---|---|
Aptiv (China) Investment Co., Ltd. [安波福(中国)投資有限公司] |
Floor 1, Building 3, No.118, Delin Road , Free Trade Pilot Zone, Shanghai, China | 主要部品メーカー |
|
ACTIA CIPI | Rue des Entrepreneurs, ZI La Charguia 2, Tunis Ariana Aéroport - 2080, Tunisia |
|
|
ACTIA Colomiers | 10 Avenue Edouard Serres, 31772 Colomiers, France |
|
|
ACTIA Corp. | 2809, Bridger Court Elkhart, Indiana 46514 USA |
|
|
ACTIA de Mexico S.A. de C.V. | Av. Central No. 176 Col. Nueva Industrial Vallejo Del. Gustavo A. Madero Mexico, Distrito Federal CP 07700 |
|
・中国一汽の4月19日付けリリースによると、奔騰(Bestune)ブランドは上海モーターショー2023で新型コンパクトSUV「奔騰T90」と初の小型EV「奔騰小馬」を初公開した。FMAおよびFMEの2つのプラットフォーム、装甲電池、3 in 1電気駆動システムなど新エネルギー車(NEV)のコア技術も披露した。また新型MPVの「奔騰M9」を発売した(価格は22.98万元‐24.98万元)。
・「奔騰T90」は奔騰ブランド初の内燃エンジン+プラグインハイブリッドのデュアルパワーレイアウトモデルである。第4世代のデザイン言語を採用し、ホイールベースは2,772mm。クアルコムの8155チップ、9.6インチのW-HUD、12.6インチのタッチ式縦型ディスプレイを搭載し、全自動駐車と高速インテリジェント車線変更を実現し、レベル2.5の自動運転アシストを実現する。
中国一汽のリリースおよび一汽奔騰のWeChat公式アカウントに基づく
・インドの自動車販売店協会連合(Federation of Automobile Dealers Associations: FADA)は4月4日、2023年3月の月間自動車小売台数を発表した。
・2023年3月の乗用車販売は前年同月比14.4%増の33万5,266台、商用車は10.3%増の9万2,790台、二輪車は12.4%増の144万5,867台、三輪車は68.7%増の8万6,857台、トラクターは3.8 %増の8万1,067台となり、合計では13.9%増の204万1,847台となった。
・2023年3月末時点の乗用車の平均在庫は37-39日、二輪車は平均15-20日となっている。
・FADAによると、車載自己診断機能(OBD2)規制で車両価格が上昇したこと、3月に複数の祝祭シーズンが集中したことで、乗用車の販売は引き合いが弱まったものの、需要と供給が同時に改善し好調な水準を維持したと述べた。
・また2023年度(2023年4月-2024年3月)の見通しについて、前年度の実績が高水準であること、インフレ圧力、継続的な車両価格の上昇、新規制の導入などにより、一桁台前半の緩やかな成長になると予測している。さらに、今年後半に予想されるエルニーニョ現象の発生が、モンスーン期の不調につながることで、農村部の潜在的な成長を妨げる可能性を指摘した。
Based on FADA press release