寧波拓普集団股份有限公司[Ningbo Tuopu Group Co., Ltd.](拓普集団)は、重慶スマート工場(第5アルミニウムサブフレーム工場)の建設を開始した。この工場は重慶市沙坪壩区青鳯ハイテク産業園に位置する。第1期工場では約15億元を投じて、約12万平方メートルの敷地に研究開発、試作、生産ラインが一体化されたスマート工場を建設する。100万セットの軽量化シャシ―(アルミニウムサブフレーム)及び50万セットの音響ユニットの生産が可能で、2023年に稼働開始する予定。この工場は、アルミニウムサブフレームの生産に必要な中子成型、鋳造、溶接、機械加工などの工程や生産設備を備える。また、音響ユニット製品としては、主に天井、フロアカーペット、防音断熱材、トランク防音部材といったノイズ低減製品を生産する。(2022年8月3日付拓普集団のWechat公式アカウントより)

トヨタ紡織は、トヨタの新型「クラウン(Crown)」のクロスオーバーモデルにシートやドアトリムなどの内装品が採用されたと発表した。光輝剤入りの表皮剤で加飾したシートは、カバーを深く引き込む「深吊り構造」を採用し臀部の圧力集中を低減させたほか、座面のクッションサイドと人体との接触面積が増えるような形状・材料を採用してフィット感を向上させた。また、シートサイド部に傾斜をつけたことで乗降性も高めている。ドアトリムは、一部に高耐衝撃プラスチックを配合し高倍率発泡することで、耐衝撃性を維持しながらポリプロピレン基材より約20%軽量化した。そのほか、リアドアトリムやパッケージトレイ、天井、フロアカーペット、キャビンエアフィルター、オイルフィルター、エアクリーナーなども供給するという。(2022年7月21日付プレスリリースより)

・いすゞは5月3日、南アフリカで現地調達率を引き上げるため5億8,000万ランド(約47億円)を投じると発表した。4月に発売した第7世代となるピックアップトラックの新型「D-MAX」バッキーの部品生産のためのベンダーツーリングを提供する。
・今回の投資を通じて南アの107のメーカーと協力し、新たに少なくとも235人を雇用するという。
・現地調達率を2035年までに60%に引き上げるという南アフリカ自動車マスタープラン(SAAM)に沿って、いすゞは南アでの部品生産をビジネスの重要な戦略として進めてきたとしている。この一環でいすゞは、ポート・エリザベスを拠点とする地元企業Acousticsと提携した。Acousticsは「D-MAX」バッキー向けに音響機器とフロアカーペットを納入する契約だという。
Isuzu Motors South Africa press release