・中国国家市場監督管理総局は11月27日、上汽GMが2020年12月31日からリコールを実施すると発表した。対象となるのは2014年7月28日から2018年2月11日までに生産されたコンパクトクロスオーバーSUVのビュイック「エンビジョン(Envision、昂科威)」で合計64万9,357台。
・ブレーキホースジョイント部分の密封性とブレーキの圧力がマッチしていないため、長期間使用すると密封性が低下する恐れがある。極端な場合はブレーキ液が漏れてブレーキ圧力が低下し、車両のブレーキ性能に影響が出て安全性が保たれないとしている。
・上汽GMはリコール対象車両のブレーキホースを無償で交換する。
中国国家市場監督管理総局のリリースに基づく
ブレーキホース
車両生産地別納入情報
地域 |
メーカー |
モデル |
モデルイヤー |
サプライヤー |
部品名 |
---|---|---|---|---|---|
ASEAN・インド | Honda | Accord (Thailand) | 2020 |
Nichirin (Thailand) Co., Ltd. |
ブレーキホース |
ASEAN・インド | Honda | Accord Hybrid (Thailand) | 2020 |
Nichirin (Thailand) Co., Ltd. |
ブレーキホース |
ASEAN・インド | Honda | BR-V (Thailand) | 2020 |
Nichirin (Thailand) Co., Ltd. |
ブレーキホース |
中国 | BMW Brilliance | BMW 525Li M (China) | 2019 |
Sanoh Industrial (Shenyang) Co., Ltd. |
ブレーキホース |
中国 | BMW Brilliance | BMW 530Li (China) | 2019 |
Sanoh Industrial (Shenyang) Co., Ltd. |
ブレーキホース |
中国 | BMW Brilliance | BMW 530Li xDrive (China) | 2019 |
Sanoh Industrial (Shenyang) Co., Ltd. |
ブレーキホース |
日本 | Nissan | Leaf | 2018 |
(株) ニチリン |
ブレーキホース |
日本 | Mitsubishi | Eclipse Cross | 2017 |
(株) ニチリン |
ブレーキホース |
日本 | Nissan | Skyline | 2017 |
(株) ニチリン |
ブレーキホース |
欧州 | Ford | Kuga (Spain) | 2021 |
Continental AG |
ブレーキホース |
欧州 | Ford | Kuga Hybrid (Spain) | 2021 |
Continental AG |
ブレーキホース |
欧州 | Ford | Kuga Plug-In Hybrid (Spain) | 2021 |
Continental AG |
ブレーキホース |
米州 | GM | Chevrolet Onix Plus (Brazil) | 2020 |
Cooper-Standard Holdings Inc. |
バキュームホース |
米州 | Chrysler | Jeep Wrangler (USA) | 2018 |
Flexitech Inc. |
ブレーキホース |
米州 | BMW | X3 (USA) | 2017 |
Flexitech Inc. |
フロントブレーキホース |
検索結果 264件
部品メーカー名 | 所在地 | 主要部品メーカーレポート | 所在国 |
---|---|---|---|
Continental AG | Vahrenwalder Strasse 9, 30165 Hannover, Germany | 主要部品メーカー |
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Continental Automotive Holding Co., Ltd. [大陸投資(中国)有限公司] |
No.538, Dalian Road, Yangpu District, Shanghai 200082, China | 主要部品メーカー |
|
Cooper-Standard Holdings Inc. | 39550 Orchard Hill Place Drive, Novi, Michigan 48375, USA | 主要部品メーカー |
|
Haldex AB | Box 507, SE-261 24 Landskrona, Sweden | 主要部品メーカー |
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日立金属 (株) | 〒108-8224 東京都港区港南1-2-70 (品川シーズンテラス) | 主要部品メーカー |
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・フォードは8月12日、北米市場で販売した車両を対象に3件のリコールを実施すると発表した。
・1件目は2015-2018年型の「エッジ(Edge)」と2016-2018年型のリンカーン「MKX」の一部が対象となる。ブレーキホースが破裂してブレーキオイルが漏れ出す可能性があるという。北米で販売した約55万9,000台が影響を受ける。ディーラーではブレーキホースを交換する。
・2件目は2020年型リンカーン「コルセア(Corsair)」の一部が対象となる。リアコイルスプリングとトーリンクブラケット間のクリアランスが不十分なものがあり、部品の接触によりコイルスプリングの表面が摩耗する。摩耗が進行するとスプリングの寿命が縮まり、最終的には走行中にスプリングが破損して車両から分離し道路障害物となる可能性がある。約3,600台が影響を受ける。ディーラーでは必要に応じてトーリンクブラケットのエッジを切り揃えるかコイルスプリングを交換する。
・3件目は米国向けの2020年型「F-150」の一部が対象となる。取り付けユニットに不良なものがあり、スターターモーターに繋がるプラス側バッテリーケーブル(B+)が緩む場合がある。これにより始動時に過度の熱が発生する可能性が高まり火災の原因となる電動アークが発生する。米国で販売された約430台が影響を受ける。ディーラーではアタッチメントナットを交換する。
フォードのリリースをみる
・スズキは21日、ブレーキホースに不具合があるとして、国土交通省に「パレット(Palette)」など計約51万台のリコールを届け出た。
・対象は「パレット」のほか、OEM供給していた日産「ルークス(Roox)」とマツダ「フレアワゴン(Flair Wagon)」の計3車種で、2008年1月から2013年2月に製造した計51万7,316台をリコールする。
・国交省の発表によると、対象車は前輪ブレーキのホースの長さが不適切なため、ホースに引張力が発生して内部に亀裂が生じることがある。その状態で使用を続けると亀裂が広がり、最悪の場合、制動力が低下する恐れがあるという。
・すでに106件の不具合が発生しており、スズキは22日からリコールを開始してブレーキホースを対策品と交換する。
国交省の発表をみる