[オートモーティブワールド2020] Livox、自動運転レベル3/レベル4用に開発されたLiDAR「Horizon」と「Tele-15」を展示

・DJI (大疆創新科技)の子会社Livox Technology (覧沃科技)は「オートモーティブワールド 2020」の「自動運転EXPO」で、「CES 2020」にも出展された自動運転レベル3/レベル4向けLiDARセンサー「Horizon」と「Tele-15」を出展した。ブースでは「Horizon」を4つ (屋根の端に2つ、フロントバンパーに2つ)、「Tele-15」を1つ (屋根中央に1つ)搭載したデモカーが展示されており、「Horizon」が検知した点群をスクリーンに表示している。
・「Horizon」は水平81.7°/垂直25.1°の広域視野が特長で、検知範囲が最大260m、点率が最大240,000点/秒の高密度点群を実現している。「Tele-15」は15°の円形視野と最大500mの検知範囲で長距離でも「Horizon」と同等の高密度点群が可能となっている。また、価格は「Horizon」が800ドル、「Tele-15」が1,200ドルとなっている。
・Livox Technologyのブースでは「Horizon」と「Tele-15」の他に、円形視野角38.4度、検知範囲が最大260mの「Mid-40」、3つの「Mid-40」を組み合わせた「Mid-100」や、LiDARセンサーを搭載したドローンも展示されている。