[オートモーティブワールド2019] ネクスティエレクトロニクス、NVIDIAの「DRIVE AutoPilot」に採用された「DRIVE Xavier」を展示

・豊田通商グループのネクスティエレクトロニクスは「オートモーティブワールド 2019」の「国際カーエレクトロニクス技術展」で、NVIDIAが「CES 2019」でデモ走行を紹介した量産車向けレベル 2+ 自動運転システム「DRIVE AutoPilot」に採用されている自動運転プラットフォーム「DRIVE Xavier」を出展した。ネクスティエレクトロニクスは日本におけるNVIDIAの代理店になっている。
・「DRIVE AutoPilot」の核となる「DRIVE Xavier」は毎秒30兆回の計算が可能で、6 種のプロセッサと 90 億個のトランジスタによりリアルタイムで膨大な量のデータを処理できる。これにより、「DRIVE AutoPilot」は自動運転機能、ADASを超える運転支援機能および可視化機能を実現している。「DRIVE AutoPilot」は2020年に生産開始予定で、「CES 2019」 ではContinentalZFが「NVIDIA DRIVE」 をベースにしたレベル 2+ の自動運転ソリューションを発表した。
・ブース担当者によると、「DRIVE AutoPilot」が日本メーカーの量産車に採用されるのは2020年以降になり、中でもトヨタが採用することを決定している。2021年にはVolvo車に採用されることも決定している。
・ネクスティエレクトロニクスのブースではNVIDIA以外にも、ドライバー監視システムやドライバーの癖や道路の高低差からEVおよびeバイクの走行距離を計測するシステムなどを紹介している。