[人とくるまのテクノロジー展2018 横浜] NTN、モータ・ジェネレータ機能付ハブベアリング「eHUB」を展示

NTNは「人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」で、2022年に生産開始予定のモータ・ジェネレータ機能付ハブベアリング「eHUB」を参考出品した。「eHUB」は48Vマイルドハイブリッド車 (MHV)の燃費をさらに向上する製品で、48V MHVの投入を進めている欧州メーカーをメインターゲットとしている。
・「eHUB」はモーターを内蔵したハブベアリングで、既存品と同等のサイズになっている。外径はブレーキローターの内径以下となっているため、車体・シャシーの改造などが必要なく、従来と同様の取り付けが可能となっている。
・「eHUB」は二輪駆動車の非駆動輪に搭載され、減速時は四輪で回生エネルギーを回収する。発進・加速時はエンジンの負荷を低減し、巡航走行ではエンジンを停止して「eHUB」の駆動力だけで定速走行することも可能である。「eHUB」を48V MHVに搭載することで、「eHUB」単体で最大10%、システム全体で最大25%の燃費向上が実現する。
・開発品の寸法は直径159mm、高さ83mmで、重量は10kg。最大出力は5kW以上となっている。