[オートモーティブワールド2018] JFEスチール、三菱自に採用された「JFEトポロジー最適化技術」を紹介

JFEスチールは「オートモーティブワールド 2018」の「クルマの軽量化技術展」で、三菱「アウトランダーPHEV S Edition」、「エクスパンダー」、「エクリプスクロス」に採用された構造用接着剤の塗布位置設計手法「JFEトポロジー最適化技術」を車体後部のカットモデルを使って紹介している。
・トポロジー最適化技術とは、設計空間内で剛性に必要な部分を残存させる最適化手法で、薄鋼板でできた車体のスポットおよびアーク溶接、接着剤、ボルト締結などによる接合位置の最適化が可能となる。「アウトランダーPHEV S Edition」では上記写真の赤いラインが接着剤の塗布位置。
・トポロジー手法により、剛性向上率は従来手法に比べ3倍の効率を、「アウトランダーPHEV S Edition」では高い操縦安定性を実現。また、接着剤使用量の削減にも繋がっている。