日産、国内向け車両生産のISO認証取り消し

・日本適合性認定協会は7日、無資格の従業員が完成検査を行っていた問題を受け、日産の国内工場における国内向け車両生産に関するISO認証が取り消されたと発表した。
・10月31日付けで品質マネジメントシステムに関するISO規格(ISO 9001)の認証範囲が縮小され、国内向け車両生産に対する認証が除外されたもよう。無資格検査を行っていた日産本体の追浜工場栃木工場日産自動車九州日産車体湘南工場オートワークス京都日産車体九州の国内6工場における国内向け生産が対象となった。
・ISO規格はスイスのジュネーブに本部を置く非政府機関ISOが制定した国際基準。世界中で同品質、同レベルの製品やサービスを提供するためのもので、品質管理や品質保証についてもISO規格が制定されている。