ロシア新車販売、9月は17.9%増の14.8万台

・欧州ビジネス協会(AEB)が9日に発表した9月のロシア国内新車販売台数(小型商用車を含む)は、前年同月比17.9%増の14万8,371台となった。
・1-9月の累計販売台数は前年同期比10.6%増の112万9,374台。
・9月の販売をグループ別に見ると、アフトワズ(AvtoVAZ)およびルノー・日産グループが21.3%増の5万668台(うちアフトワズは23.8%増の2万8,263台、ルノーが21.6%増の1万2,739台、日産は1.4%増の6,650台、ダットサンが68.9%増の2,554台、インフィニティが13.8%増の462台)。次いで起亜が40.3%増の1万8,797台となった。続いてVWグループが、VWが14.7%増、アウディが2.6%減、シュコダが20.1%増、バンは22.2%増となり、グループ合計では14.9%増の1万6,066台、現代グループ(Genesis含)が12.7%増の1万6,000台。トヨタ(レクサス含)が6.8%減の9,993台などとなっている。
・ブランド別シェアでは、首位のアフトワズのラダ(Lada)が19.0%、続いて起亜が12.7%、現代が10.7%、ルノーが8.6%、VWが5.4%、トヨタが5.1%など。
・モデル別では、起亜のコンパクトモデル「リオ(Rio)」が1万446台で首位、アフトワズのラダ「グランタ (Granta)」が9,098台で2位、ラダのコンパクトセダン「ヴェスタ (Vesta)」は6,861台で3位となっている。
・AEBの自動車製造業者委員会(AMC)のヨーグ・シュライバー(Joerg Schreiber)会長は、ロシアの自動車販売市場は9月も強い回復傾向を見せており、7-9月期の売上も前年同期比17.7%増加した。通年では前年比10.8%増の158万台に達するだろうと述べた。

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