ロシア新車販売、8月は16.7%増の13.3万台

・欧州ビジネス協会(AEB)が8日に発表した8月のロシア国内新車販売台数(小型商用車を含む)は、前年同月比16.7%増の13万2,742台となった。
・1-8月の累計販売台数は前年同期比9.6%増の98万921台。
・8月の販売をグループ別に見ると、アフトワズ(AvtoVAZ)およびルノー・日産グループが23.3%増の4万5,807台(うちアフトワズは25.4%増の2万6,211台、ルノーが21.7%増の1万1,163台、日産は21.3%増の5,885台、ダットサンが13.8%増の2,167台、インフィニティが21.3%増の381台)。次いで起亜が28.6%増の1万5,050台となった。続いてVWグループが、VWが16.1%増、アウディが20.9%減、シュコダが10.5%増、バンは5.9%増となりグループ合計では9.0%増の1万4,044台、現代グループ(Genesis含)が13.4%増の1万3,500台。トヨタ(レクサス含)が8.5%減の9,921台などとなっている。
・ブランド別シェアでは、首位のアフトワズのラダ(Lada)が19.7%、続いて起亜が11.3%、現代が10.1%、ルノーが8.4%、トヨタが6.0%、VWが5.4%など。
・モデル別では、アフトワズのラダ「グランタ (Granta)」が8,474台で首位、起亜のコンパクトモデル「リオ(Rio)」が8,472台で2位、現代の「ソラリス (Solaris)」は6,987台で3位となっている。
・AEBの自動車製造業者委員会(AMC)のヨーグ・シュライバー(Joerg Schreiber)会長は、ロシアの自動車販売市場は8月も強い回復傾向を見せており、2017年の累計販売台数も100万台近くまで達した。6カ月連続でプラス成長出来ていることが最も重要であり、市場のムードも上昇し、今年の残りにも期待が持てると述べた。

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