VERTechs、自動運転開発に最適化されたバーチャル環境ツール「AUTO City」を展示

・VERTechsは、東京ビッグサイトで開催中の「コンテンツ 東京 2017」内の「第1回 AI・人工知能 EXPO 2017」で、実走行データをバーチャル環境として構築できるツール「AUTO City」を出展した。「AUTO City」により、自動運転の機能検証や学習データの作成をバーチャル環境で行うことができるようになるという。サブスクリプションサービスは2017年秋に開始される。
・「AUTO City」は自動運転技術の研究開発に必要な実走行データをバーチャル環境で行うツールで、天気や太陽の位置、車両や標識の数など様々な環境の変化に対応した交通シナリオの作成を可能にしている。そのため、実走行テストに比べ検証時間の短縮とコスト削減に繋がる。
・「AUTO City」で作成したバーチャル環境は深度マップやセマンティック・セグメンテーション、車両の速度や位置等のディープラーニングに必要な関連情報を同時に取得・データ化できるので、様々な学習データの生成が可能となっている。
・「第1回 AI・人工知能 EXPO 2017」はディープラーニングや自然言語処理からチャットボット、ロボットなどの専門展で、6月28日から3日間開催されている。出展社数は110社で、15,000人の来場を見込んでいる。