[人とくるまのテクノロジー展2017 横浜] トヨタ紡織、軽量天然繊維基材、高耐衝撃軽量発泡ドアトリムを参考展示

トヨタ紡織は「人とくるまのテクノロジー展2017 横浜」で、ケナフを活用したドアトリムの軽量天然繊維基材、高耐衝撃軽量発泡ドアトリムを参考出展した。
・軽量天然繊維基材は基材成形時に熱膨張性マイクロカプセルで繊維間の隙間を充填し、従来の基材と同等の剛性を実現している。重量は従来品が1.5kg/㎡なのに対し開発品は1.2kg/㎡と、20%軽量化している。
・高耐衝撃軽量発泡ドアトリムは重量が従来品に比べ2.1kg/㎡から1.5kg/㎡と、30%軽量化された。参考出展されたドアトリムの重量は1,500gから1,160gに軽量化されている。さらに、シャープエッジ破壊しにくいドアトリムになっているため、安全性が向上している。
・その他にも新開発材料として太陽光に含まれる近赤外線を反射し、内装部品の温度上昇を抑制する内装材「赤外線反射内装」が初出品された。