[高機能プラスチック展 (プラスチック ジャパン)] ダイセル・エボニック、硬質発泡材を使用した車体部材を展示

ダイセル・エボニックは「高機能素材Week 2017」の「高機能プラスチック展」で、金型内発泡した硬質発泡材「ロハセル トリプルF」を使用した車体部材を出展した。同車体部材はモノコックボディとシートの間にある発泡材で、アウディ R8、ランボルギーニ ウラカン・スパイダーに採用されている。
・「ロハセル トリプルF」は微発泡させたポリメタクリルイミド (PMI)の硬質発泡材「ロハセル」を金型内で成形した発泡材で、高い耐熱性と耐圧縮性に加え、軽量化にも貢献している。
・アウディ R8、ランボルギーニ ウラカン・スパイダーに採用された発泡材は表面に炭素繊維 (CFRP)を貼ることでさらに強度を高めている。「ロハセル」はレクサス LFAの車体部材にも採用された。
・ダイセル・エボニックのブースには「ロハセル」を使用したリアゲートのサンプルも展示されている。