ロシア新車販売、2月は4.1%減の10.7万台

・欧州ビジネス協会(AEB)が9日に発表した2月のロシア国内新車販売台数(小型商用車を含む)は、前年同月比4.1%減の10万6,658台となった。
・1-2月の累計販売台数は前年同期比4.5%減の18万4,574台。
・2月の販売をグループ別に見ると、アフトワズ(AvtoVAZ)およびルノー・日産グループが0.7%増の3万7,474台(うちアフトワズは5.1%増の2万3台、ルノーが9.1%増の9,626台、日産は27.6%減の5,300台、ダットサンが19.8%増の1,983台、インフィニティが51.5%増の562台)。次いでVWグループが、VWが17.8%増、アウディが22.9%減、シュコダが4.6%増、バンは10.2%増となりグループ合計では6.8%増の1万2,428台となった。続いて起亜が7.8%増の1万2,390台、現代グループ(Genesis含)が10.6%減の9,401台。トヨタ(レクサス含)が13.4%減の8,140台などとなっている。
・ブランド別シェアでは、首位のアフトワズのラダ(Lada)が18.8%、続いて起亜が11.6%、ルノーが9.0%、現代が8.8%、VWが6.0%、トヨタが5.9%など。
・モデル別では、起亜のコンパクトモデル「リオ(Rio)」が7,033台で首位、アフトワズのラダ「グランタ (Granta)」が5,260台で2位、ラダのコンパクトセダン「ヴェスタ (Vesta)」は5,101台で3位となっている。
・AEBの自動車製造業者委員会(AMC)のヨーグ・シュライバー(Joerg Schreiber)会長は、いくつかの自動車メーカーの販売台数の落ち込みによって販売総数は前年割れとなったが、これは一時的なものであり、今後数カ月で市場は回復するだろうと述べている。

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