韓国5社の新車販売、2月は8.1%増の12万台、3カ月ぶりにプラス

・韓国メーカー5社が発表した2月の国内新車販売台数は、前年同月比8.1%増の11万9,612台となった。
・現代と起亜の販売不振が影響し、2016年12月から2017年1月まで2カ月連続でマイナスとなっていた。新型モデル発売による国内販売の好調と、昨年は2月にあった旧正月の連休が今年は1月末となり、2月の稼働日数が昨年よりも2日多かったことも影響した。企業別では現代が8.7%増、起亜も0.1%増、ルノーサムスンは87.8%増、双竜は16.1%増となったが、韓国GMは1.7%減となっている。
・国内販売の5社のシェアは、現代が44.4%で首位、2位が起亜で32.7%、3位の韓国GMは9.4%、ルノーサムスンが6.7%、双竜が6.8%となっている。
・単月のモデル別販売では、現代のプレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が1万913台で首位、続いて同小型トラック「ポーター (Porter)」が7,691台で2位、同小型セダン「アバンテ(Avante)」が7,353台で3位、起亜の小型車「モーニング(Morning)」が6,156台で4位、現代の中型クロスオーバーSUV「サンタフェ(Santa Fe)」が5,997台で5位だった。
・輸出を含む海外販売も双竜を除く4社でプラスとなっており、5社合計では1.4%増の52万6,320台となった。ルノーサムスンが日産から委託されているコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の輸出は1万680台。
・2月の各社のグローバル販売は、現代が前年同月比1.5%増の34万1,345台、起亜は2.1%増の22万7,823台、韓国GMは1.7%増の4万5,366台、ルノーサムスンは34.3%増の2万582台、双竜は2.3%増の1万816台となり、5社合計では2.5%増の64万5,932台となった。
・1-2月のグローバルの累計販売は、現代が前年同期比1.4%増の68万3,993台、起亜は2.3%減の42万6,642台、韓国GMは1.7%減の9万2,208台、ルノーサムスンは34.6%増の4万838台、双竜は2.8%増の2万1,236台となっている。

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