[オートモーティブワールド2017] 積水化成品工業、トヨタ「C-HR」に採用された発泡成形部材「ピオセラン」を展示

・積水化成品工業は「オートモーティブワールド 2017」の「クルマの軽量化技術展」で、ポリスチレンとポリオレフィンの特性を複合化した発泡成形部材「ピオセラン」を展示した。
・「ピオセラン」は自動車に特化した発泡成形部材で、ポリスチレンの利点である剛性、高発泡化、断熱性、ポリオレフィンの利点である耐衝撃性、耐薬品性、耐摩耗性を兼ね備えた部材となっている。「ピオセラン」は2015年までに大手日系自動車メーカー149車種に採用されている。
・写真は「ピオセラン」のワイヤーインサート成形品が使用されたトヨタ「C-HR」のリアシート部材。従来はウレタンとワイヤーで組み立てていたが、ワイヤーと「ピオセラン」を一体成形することで組み立て工数の削減とウレタン使用量の削減、軽量化を実現した。