Yaris (Toyota)

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2024年04月04日(木)

・イタリア自動車工業会(ANFIA)が2日に発表した3月の乗用車登録台数は、前年同月比3.7%減の16万2,083台となった。1-3月累計では、前年同期比5.7%増の45万1,261台となっている。

・ブランド別にみると、フィアットブランドが前年同月比2.1%減の1万7,012台(シェア10.5%)、フォルクスワーゲン(VW)が14.0%増の1万3,352台(同8.2%)、トヨタが31.2%増の1万2,945台(同8.0%)、ダチアが5.4%増の8,520台(同5.3%)、プジョーが21.1%減の8,358台(同5.2%)など。

・3月の新車販売台数をモデル別に見ると、1位がフィアット「パンダ(Panda)」で1万1,715台、2位がダチア「サンデロ(Sandero)」で5,470台、3位がランチア「イプシロン(Ypsilon)」で4,845台、4位がシトロエン「C3」で4,279台、5位がトヨタ「ヤリス クロス(Yaris Cross)」で3,820台など。

・また、外国車代理店協会(UNRAE)によると、3月の燃料別の乗用車販売台数は、ガソリン車が前年同月比6.4%増の5万1,441台(シェア31.4%)、ディーゼル車が28.0%減の2万4,866台(同15.2%)、ハイブリッド車(HEV)が8.9%増の6万3,905台(同39.0%)、プラグインハイブリッド車(PHEV)およびREx車が22.6%減の5,688台(同3.5%)、電気自動車(BEV)が34.5%減の5,367台(同3.3%)など。

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2024年04月02日(火)

・スペイン自動車工業会(ANFAC)が1日に発表した3月の乗用車登録台数は、前年同月比4.7%減の9万4,840台となった。1-3月累計では、前年同期比3.1%増の24万4,879台となっている。
・3月の乗用車販売台数をブランド別にみると、トヨタが15.6%増の9,343台(シェア9.9%)、起亜が6.1%増の7,269台(同7.7%)、VWが6.6%減の5,822台(同6.1%)、セアトが24.2%減の5,753台(同6.1%)、プジョーが28.5%減の5,729台(同6.0%)など。
・モデル別では、首位が日産「キャシュカイ(Qashqai)」で2,775台、2位がダチア「サンデロ(Sandero)」で2,574台、3位がトヨタ「ヤリス(Yaris)」で2,317台、4位がトヨタ「カローラ(Corolla)」で2,266台、5位が現代「ツーソン(Tucson)」で2,122台などとなっている。
・販売先別では、3月は個人向けが前年同月比3.9%減の3万4,668台、ビジネス向けが27.3%減の2万8,272台、レンタカーが29.7%増の3万1,900台だった。また燃料別の比率は、ガソリンが42.6%、ディーゼルが9.1%、その他(BEV、PHEV、HEV、FCV、CNGなど)が48.3%。
・ANFACは、「2024年3月は、2022年12月以来の前年同月比でマイナスを記録した。今年のイースターは3月だったが、昨年は4月だったので、営業日が2日少なくなったことも影響している。上昇路線を続けるかどうかは、4月まで待たなければならない。ビジネス向けが27%以上減少したことは、景気の動向を示す指標であることから懸念している。しかしそれよりも電動化車両の販売の方が気掛かりである。3月に販売された電動化車両の割合は10.3%だった。これらの車両の販売、充電設備ともに、脱炭素化の目標達成にはまだ程遠い状況である」というコメントを発表した。
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2024年03月28日(木)

・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2024年2月のタイにおける新車販売台数は前年同月比26.1%減の5万2,843台となった。乗用車、ピックアップトラック、乗用ピックアップ(PPV)、5-10トントラックの販売が減少した。FTIは減少の主な要因として、金融機関によるローン審査の厳格化、高水準の家計債務、景気減速、2024年度政府予算執行の遅れなどを挙げている。1-2月の累計販売は21.5%減の10万7,657台。

・Toyota Motor Thailand(TMT)のデータによると、2月販売のメーカー別では、トヨタ(Lexusを含む)が前年同月比23.1%減の1万9,702台、シェア37.3%で首位。続いて、ホンダが1.4%減の8,587台、いすゞが50.2%減の7,653台、三菱が26.4%減の2,655台、フォードが38.6%減の2,206台となった。なお、中国メーカーではBYDが46.4%減の1,109台で7位、長城汽車が21.7%増の943台で9位となった。

・2月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は20.1%減の1万9,861台、商用車は29.4%減の3万2,982台だった。商用車のうち1トンピックアップトラック(PPV含む)は44.0%減の1万8,839台。

・2月のモデル別登録台数上位5モデルは、1位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で8,071台、2位がいすゞ「D-Max」で6,822台、3位がトヨタ「ヤリスエイティブ(Yaris ATIV)」で4,741台、4位がホンダ「シティ(City)」で3,591台、5位がトヨタ「ヤリスクロス(Yaris Cross)」で2,934台となった。

・FTIが発表した2月の生産台数は前年同月比19.3%減の13万3,690台。タイ国内販売向け生産が全体の35.1%、輸出向けが64.9%だった。1-2月の累計生産は前年同期比15.9%減の27万5,792台。

・2月の完成車輸出台数は、前年同月比0.2%増の8万8,720台。仕向地の一部での景気後退などにより、アジア、中東、アフリカ、欧州向けが減少した。また、紅海での海運混乱を考慮して船会社が喜望峰を回るルートを選択するため、輸送リードタイムが長期化した。金額ベースでは前年同月比10.7%増の606.6億バーツだった。1-2月の累計輸出台数は前年同期比0.1%増の17万5,436台となった。