・GM子会社のGMエナジー(GM Energy)は4月17日、米国の個人顧客に提供するV2H双方向充電技術の最初の製品群を発表した。V2H技術を利用することで、電気自動車(EV)の所有体験を向上させ、天候による停電の影響を緩和し、クリーンエネルギー製品と統合して個人の送電網回復力を高める。
- GMエナジーの製品群は、独自のパッケージオプションを通じて提供され、個人顧客はそれぞれのエネルギーニーズに合ったソリューションを選択することができる。
- 発売と同時に、顧客はGMエナジーのV2Hパッケージを購入できるようになる。このパッケージには、互換性のあるGMのEVと適切な設備を備えた住宅との間で送電を可能にするために必要な機器が含まれている。
- GMエナジーは2024年後半に、定置式エネルギー貯蔵や太陽光発電の統合を含む、追加の住宅用ソリューションを購入できるようにする予定。
- GMのEVポートフォリオの中で、GMエナジー・ホーム製品群に対応する最初の車両は、V2H双方向充電技術を搭載する2024年型シボレー「シルバラード(Silverado) EV」RST First Editionである。
- 今後、GMは2026年型モデルまでに、V2H双方向充電技術をアルティウム(Ultium)ベースのEVの個人向けポートフォリオ全体に拡大していく。