Silverado (Chevrolet)

 ニュース
2024年04月19日(金)

・GM子会社のGMエナジー(GM Energy)は4月17日、米国の個人顧客に提供するV2H双方向充電技術の最初の製品群を発表した。V2H技術を利用することで、電気自動車(EV)の所有体験を向上させ、天候による停電の影響を緩和し、クリーンエネルギー製品と統合して個人の送電網回復力を高める。

-    GMエナジーの製品群は、独自のパッケージオプションを通じて提供され、個人顧客はそれぞれのエネルギーニーズに合ったソリューションを選択することができる。

-    発売と同時に、顧客はGMエナジーのV2Hパッケージを購入できるようになる。このパッケージには、互換性のあるGMのEVと適切な設備を備えた住宅との間で送電を可能にするために必要な機器が含まれている。

-    GMエナジーは2024年後半に、定置式エネルギー貯蔵や太陽光発電の統合を含む、追加の住宅用ソリューションを購入できるようにする予定。

-    GMのEVポートフォリオの中で、GMエナジー・ホーム製品群に対応する最初の車両は、V2H双方向充電技術を搭載する2024年型シボレー「シルバラード(Silverado) EV」RST First Editionである。

-    今後、GMは2026年型モデルまでに、V2H双方向充電技術をアルティウム(Ultium)ベースのEVの個人向けポートフォリオ全体に拡大していく。

(GM releases on April 18, 2024) 1 / 2

2024年04月12日(金)

・4月11日付のデトロイトニュースの報道によると、GMはインディアナ州フォートウェイン(Fort Wayne)工場を3週間休止し、次世代フルサイズピックアップトラックのシボレー「シルバラード(Silverado) 1500」とGMC「シエラ(Sierra) 1500」の生産に備えると発表した。

・GMの広報担当Kevin Kelly氏は声明で、「4月29日週、6月24日週、7月8日週の3週間で休止を予定しているが、ピックアップ需要に応える我々の生産能力に影響を与えるものではない」と述べた。

・フォートウェイン工場の生産休止に伴い、同工場を部品供給の面でサポートしているミシガン州グランド・ラピッズ(Grand Rapids)部品工場、インディアナ州マリオン・メタルセンター(Marion Metal Center)、ミシガン州ランシング・グランドリバー・スタンピング(Lansing Grand River Stamping)工場、オハイオ州パルマ・メタルセンター(Parma Metal Center)も生産休止となるが、各工場の具体的なスケジュールは未定だという。

・2023年6月、GMはフォートウェイン工場に6億3,200万ドルを投じ、次世代内燃エンジン(ICE)を搭載するフルサイズピックアップトラックの生産に備え、車体工場と組立工場に新しいコンベアを始めとする各種設備や治具を導入すると発表している。

(Detroit News article on April 11, 2024)

2024年04月11日(木)

・4月4日付の複数の米国メディアの報道によると、GMは、フルサイズの電気ピックアップトラックと電気SUVのGMC「ハマー(Hummer)」のエントリーグレードであるEV 2グレードの導入を取りやめることを決定した。このグレードの導入は春に発表されたばかりだった。

・EV 2グレードは、2モーターパワートレインの2Xと部品を共有すると予想されていたが、より小型のバッテリーと装備の簡素化が特徴だった。

・2023年第4四半期に、「ハマー」電気ピックアップは825台、「ハマー」電気 SUVは1,203台が販売されている。

・両モデルは、BT1プラットフォーム(Wideタイプ)をベースに生産されている。一方、フルサイズ電気ピックアップトラックのシボレー「シルバラード(Silverado) EV」とGMC「シエラ(Sierra) EV」はBT1プラットフォーム(Narrowタイプ)をベースにしている。

・両モデルはミシガン州のファクトリーゼロ(Factory Zero)で生産されている。

(multiple sources on April 4, 2024)