人とくるまのテクノロジー展2012:自動車メーカーの出展取材報告

小型化したトヨタ アクア搭載のHVシステム、 2013年発売の三菱 PHEVシステム

2012/06/27

要 約

 以下は、2012年5月23日~25日にパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2012」における、自動車メーカーの、出展概要である。

 ハイブリッド車では、トヨタは販売が好調な小型HV アクアと、プリウスPHV のカットモデルを展示。三菱自動車は、2013年に発売のOutlander PHEVに搭載されるプラグインハイブリッドEVシステムを披露。三菱ふそうは、2012年5月にモデルチェンジしたCanter Eco Hybrid搭載のデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたハイブリッドシステムを出品した。

 ホンダは、軽乗用車N BOX搭載の新型軽用エンジンとCVTを、マツダはディーゼル車の販売比率が80%を超える新型CX-5とディーゼルエンジンSKYACTIV-Dを展示。スズキは新たに開発した軽量アクスル・ハウジングを披露し、富士重工はスポーツカーBRZのシャシーモデルと、新型直噴ターボエンジンを出展した。

関連レポート: 人とくるまのテクノロジー展2012(部品メーカーの出展)
EV/HV/PHVおよびアイドリングストップ関連技術の出展
内燃エンジン車の効率向上、小型化・軽量化、燃費向上、安全技術の出展
このレポートは有料会員限定です。 残り 7 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。