中国・上海汽車工業(集団)総公司の2001年乗用車生産台数は32万台で、中国の乗用車生産の45% を占めた。また、重型トラック822台、大型バス878台、大型・中型トラクター6,147台、二輪車22,976台、自動車向けエンジン337,410基を生産した。
(注) レポート末尾に生産台数表を掲載。
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上海汽車工業(集団)総公司:Shanghai Automotive
Industry Corporation (Group)
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| 【所在地】上海市威海路489号(〒200041) 【TEL】+86-21-22011888 【FAX】+86-21-22011777 【URL】www.china-saic.com 【設立】1995年8月 【資本金】53.14億元 【役員】董事長:陳祥麟、総裁:胡茂元 【従業員数】61,875人(2001年12月末) 【主要製品】乗用車、大型商用車、トラクター、二輪車、エンジン、各種自動車部品 【グループ面積】敷地面積687.64万u、建築面積275.87万u(2000年12月末) 【年間投資総額】42.37億元(2000年) 【R&D費用】17.53億元(2000年) 【組織体制】前身は、主に前「上海汽車廠」と「上海拖拉機廠」で結成。現在、主に上海VW、上海GM、上汽奇瑞汽車、上汽儀徴汽車、上汽通用五菱汽車等約47社で結成。2000年12月まで、グループ出資した外資系合弁会社数が48社ある。 |
■乗用車・微型・軽型・大型商用車の各分野で体制拡充、生産能力は80万台
上海汽車は、2000年末で48社に達した外国企業との合弁と、中国自動車産業の再編を通じて、生産体制を強化している。現時点で、乗用車50万台、微型商用車18万台、軽型商用車6万台、中型・大型バス6,000台、重型商用車1,000台、中型・大型トラクター7万台、合計80万台強の自動車生産体制を構築した。生産体制拡充は進行中であり、乗用車については、2007年に100万台生産が目標とされている。
@乗用車分野では、2001年1月、安徽省蕪湖市の乗用車メーカーで生産能力10万台の奇瑞汽車の株式20%を、国有資産無償譲渡で取得した。2002年4月には、85年設立で生産能力30万台の上海VWの合弁契約を20年間延長する契約に調印した。GMとの合弁で97年設立した生産能力10万台の上海GMと併せて、年間50万台の生産能力となっている。
A微型商用車分野では、2001年7月、国有資産無償譲渡で中国微型車大手の広西柳州五菱汽車の株式50%超を取得して、上汽五菱汽車を設立。2002年6月、中国政府の認証を得て上汽五菱汽車にGM資本34% を受け入れ、上汽通用五菱汽車を広西柳州市に設立した。
B軽型商用車分野では、1999年3月、国有資産無償譲渡で軽型商用車メーカーの江蘇儀徴汽車の株式67%を取得して、上汽儀徴汽車を設立。更に、2000年1月、再度の国有資産無償譲渡によって100% 子会社化した。
C大型商用車分野では、上海汽車と外国投資会社との折半出資で15t重型トラックとダンプトラック、および重型改装車を生産している上海匯衆汽車と、大型・中型バスを生産している上海客車製造に加えて、2000年6月、Volvoとの折半出資で大型バス生産の上海申沃客車を設立した。
■上海汽車グループ独自のR&Dセンター「上汽集団汽車工程研究院」を設立
2002年7月、上海汽車の 胡 茂元 総裁は、第9回上海国際汽車工業展示会で、上海汽車は、普通・中型クラス乗用車分野を中心に、独自或いは連携の形で、知的所有権を持つモデルを自主開発し、2002年内に輸出も開始することを表明した。
モデル自主開発の中心となるであろう、新しいR&Dセンター上汽集団汽車工程研究院が、上海汽車工業技術中心と上海内燃機研究所を母体に、2002年8月に設立された。この新組織は、今後、上海汽車グループ全体の製品計画、製品デザイン、製品開発、および製品研究開発全体を管理・指導する役割を果たす。
上海汽車グループは、これまで、GMと折半出資の泛亜汽車技術中心、上海VWの製品開発を主業務とする上海大衆技術開発中心、新R&Dセンターの母胎となった上海汽車工業技術中心の、三つのR&Dセンターを持っていた。泛亜汽車技術中心はGMアジア太平洋地域のエンジニアリングセンターとして、テストと自動車関連デザインを中心に、上海GMとその他の受託先にサービスを提供してきた組織である。
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上汽集団汽車工程研究院:SAIC Academy of Automotive Engineering
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| 【主要業務】自動車及びその部品の研究開発(R&D) 【所在地】上海 【設立】2002年8月 【役員】院長:陳因達(上海汽車工業(集団)総公司副総裁) 【組織体制】前身の上海汽車工業技術中心と上海内燃機研究所を母体に、合併・統合により設立。完成車開発部、科学研究部、動力総成部(パワー関係)、検測部(検査・測定関係)等の部門を設ける。 |
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上海大衆技術開発中心:Shanghai Volkswagen R & D Center
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| 【主要業務】車身開発研究・試作、完成車開発に関連するテスト等 【所在地】上海 【設立】設立年不明。1997年5月、拡張プロジェクトを開始、1999年11月に完了。 【出資者】上海汽車、VW 【敷地面積】2.07万u 【建築面積】3.99万u(R&Dセンターはデザイン、テスト工場、車身総合テスト、完成車テスト、エンジンテスト、検査・測定センター、オフィスビル7つの建物で構成) 【従業員数】450人(2000年12月末) 【固定資産簿価】10億元 |
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泛亜汽車技術中心有限公司:Pan Asia Technical Automotive Center
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| 【主要業務】自動車設計、開発、測定・テスト、自動車開発関連サービス(CAS、CAD、CAE、CAMデザイン・設計システムにより、自動車モデリング、車体等の測定、シミュレーション分析、騒音テスト、構造動態分析、エンジン測定・テスト、性能テスト、排気テスト、路上シミュレーション等を行う(テストセンターでは、商用車と乗用車の各種テストが可能)。 【所在地】上海市浦東金橋 【設立】1997年6月 【投資額】5000万ドル 【資本構成】GM50%、上海汽車50%
【従業員数】344人(うち、エンジニア・アシスタント以上称号の持つ技術者166人)(2000年12月末) 【敷地面積】1.25万u 【建築面積】1.42万u 【認証】1999年6月、ISO9001認証を取得 【その他】1999年6月、初のコンセプトカー「麒麟(Qilin)」を出荷。2000年6月、上海GM向け初の官庁用電気自動車(中国語:電子商務車)を開発した。現在、燃料電池自動車を開発中。 |
■バリエーション積極投入と価格引き下げで増加した、上海GMの乗用車生産
上海汽車グループの最近の乗用車生産は、上海GMと奇瑞汽車が好調の一方、上海VWの乗用車生産台数は伸び悩んでいる。
上海VWは、2002年3月にPolo、6月にブラジルVWとドイツVWとの連携で開発した新モデルSANTANA 2000(中国名は時代僑子)を発売した。2002年には低価格乗用車を生産開始の計画で、03年初に発売予定である。この低価格新モデルは、新開発ではなく、既存モデルのバリエーションと観測されており、Golfがベース車として有力視されている。この他、02年後半に1600cc Polo、04年に1400cc TDI 3気筒ディーゼル乗用車を発売予定。
上海GMは、98年12月にBuick標準モデル、99年12月Buick GL8、2000年10月にBuick Sail、2001年11月にBuick SRVを発売してきた。また、2002年1月にBuick Sailの2モデルとSRVを5,000〜10,000元程度値下げすると共に、新型Buick Sailモデルを9.28万元で、V6エンジン搭載新型Buick G2.5を25.8万元で発売。02年3月にはBuick G2.5のサンルーフ付きモデルを28.8万元で発売。02年4月には、Buick GL8を34.5万元から29.8万元に値下げ、同時に34.5万元の豪華型Buick GL8を発売した。この一連の戦略によって、上海GMの販売シェアは01年の8.3%から10.5%に拡大している。
奇瑞汽車は、2002年5月、AT乗用車を発売。2002年末には、排気量約1000cc、販売価格10万元の小型乗用車を出荷予定で、03年前半には2500ccのS型乗用車(販売価格未定)を出荷予定と発表している。
■上海汽車グループの乗用車生産
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1997年
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1998年
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1999年
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2000年
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2001年
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02年1-6月
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上海VW
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230,443
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235,000
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230,946
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221,524
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230,281
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108,520
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上海GM
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0
|
0
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23,290
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30,024
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58,543
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46,237
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奇瑞汽車
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0
|
0
|
0
|
0
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30,070
|
20,758
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上海汽車グループ
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230,443
|
235,000
|
254,236
|
251,548
|
318,894
|
175,515
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中国の乗用車生産
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487,695
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507,861
|
566,829
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612,375
|
703,521
|
439,989
|
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上汽集団奇瑞汽車有限公司:SAIC Chery Automobile Co., Ltd.
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| 【主要製品】乗用車、エンジン、ミッション 【所在地】安徽省蕪湖市 【TEL】+86-553-5845805/5840303 【FAX】+86-553-5843838 【URL】www.saic-chery.com 【設立】1997年3月 【投資総額】17.52億元(第1期建設) 【資本金】17.52億元 【資本構成】上海汽車工業(集団)総公司20%、安徽省蕪湖市政府に所属する投資会社5社80% 【役員】総経理:尹同耀 【生産工場】エンジン工場(フォードの英国工場から、生産ラインを導入)、プレス工場、溶接工場、塗装工場、組立て工場(スイス、ベルギー、米国、イタリア、ドイツ、台湾などから、多数の鋳型・設備などを導入) 【工場面積】@エンジン工場建築面積7.8万u、Aプレス工場敷地面積1.1万u、B溶接工場敷地面積2.5万u、C塗装工場敷地面積1.4万u、D組立工場敷地面積約3万u 【年産能力】乗用車10万台、エンジン・ミッション30万台 【認証】2001年2月、ISO9001認証を取得 【組織体制】1997年3月、安徽奇瑞汽車有限公司として設立。2001年1月、上海汽車グループに資産(株)譲渡してグループ傘下に入り、現社名に変更。 【その他】2001年12月、生産能力を拡大するため、第2期工場建設を開始。 |
| (注) 奇瑞汽車は、電池自動車分野へも動き出している。ZC 7050 A型完全電池駆動乗用車を開発した安徽兆成電動車両技術有限公司と奇瑞汽車は、2002年3月、電池駆動乗用車の共同開発契約を締結した。両社は4年間提携関係にあった。 |
■微型商用車分野でもGMと合弁開始、2010年までに30万台に拡充の構想も
GMの中国微型車プロジェクトを担う上汽通用五菱汽車は、GM中国投資会社CEOのPhilip F. Murtaughによれば、微型乗用車ではなく、微型バスの新モデルを導入する計画である(中国汽車報による)。また、五菱汽車グループ 何 世紀 董事長によれば、2010年までの10年間で上汽通用五菱汽車に出資する3社が合計20億元の資金を投入し、年産能力30万台に拡充、売上高160億元に拡大することが長期構想とされている。
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上汽通用五菱汽車股份有限公司:SAIC-GM-Wuling Automotive Co., Ltd.
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| 【主要製品】微型商用車、微型乗用車、小型商務用車 【所在地】広西チワン族自治区柳州市 【設立】2002年6月 【資本構成】上海汽車工業集団総公司50.1%、GM34%、柳州五菱汽車有限責任公司15.9% 【従業員数】3600人(2001年7月) 【役員】理事長:蒋志偉(上海汽車前副総裁)、総経理:葛隨亮(上海GM前完成車工場工場長) 【生産工場】プレス工場、溶接工場、塗装工場、組立工場 【敷地面積】79万u 【総資産】5.54億元(2000年12月末) 【売上高】36億元(2001年) 【税金利益合計】2億元(2001年) 【認証】1999年9月、ISO9001認証を取得。 【組織体制】前身は、1998年6月に柳州五菱汽車有限責任公司、柳州微型汽車廠、柳州長虹機器製造公司、柳州市汽車運輸公司、柳州市車架廠の5社の共同発足によって設立した柳州五菱汽車股份有限公司で、2001年7月、上海汽車の傘下に上汽五菱汽車股份有限公司と社名変更。2002年6月、GMが資本参加し、現社名に変更。 【その他】技術開発センターを持つ。 |
■軽型商用車分野でもGMモデルのMPVを導入、02年10月から本格生産
上海汽車は、2001年6月、完全子会社の上汽儀徴汽車に3.5億元を投資して、上汽儀徴汽車の第一、第二工場とシャシー工場のリニューアルを行った。2002年7月、GMのOpel
S4200プラットフォームを採用し、電子燃料噴射の1600ccエンジンと5速MTを搭載、EuroU排ガス基準を達成した軽型MPV 「賽宝(Sabre)」の第1号車を出荷、2002年10月から量産する計画である。
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上汽集団儀徴汽車有限公司:SAIC Yizheng Automotive Co., Ltd.
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| 【主要製品】中小都市・農村向け軽型バス(公務車)、軽型トラック、Pickup、オフロード車(「黎明」、「賽宝」ブランド) 【所在地】江蘇省儀徴市 【TEL】+86-514-3420310 【FAX】+86-514-3443535 【設立】1999年3月 【資本金】5億元 【資本構成】上海汽車工業(集団)総公司100% 【総資産】3.68億元(2000年12月末) 【売上高】1,908万元(2000年) 【役員】法人代表:李新観、総経理:馮鳴樹 【従業員数】1,659人(2000年12月末) 【年産能力】軽型バス3.6万台、トラック2.4万台(1直) 【組織体制】1971年1月江蘇儀徴市汽車製造廠として設立。1999年3月、上海汽車グループが、国有資産譲渡で前江蘇儀徴市汽車製造廠の67%の株を取得、現社名に社名変更。2000年1月、国有資産譲渡で100%株を取得。 【その他】製品は過去に東南アジア、中東、アフリカ等へも輸出した実績がある。 |
■大型商用車分野では、Volvoと合弁のバス事業が本格化
Volvoとの折半出資で00年6月に設立した上海申沃客車が、2002年3月、Volvo SWB 6122型高級旅行バスを開発した。このバスはVolvoのB7Rシャシーを搭載し、EuroU排気基準を満たしている。上海申沃客車の年産能力は、大型シティバス2,200台、コミューターバス500台である。大型バスの2000年生産は955台、01年は878台で、グループのバスメーカーであった上海客車製造に代わって、大型バス生産の中核となりつつある。
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上海申沃客車製造有限公司:Shanghai Sunwin Bus Corp.
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| 【主要製品】短距離路線バス、長距離路線バス、旅行バス、バス向けシャシー 【所在地】上海 【TEL】+86-21-64897288 【FAX】+86-21-64890677 【URL】www.sunwinbus.com 【設立】2000年6月 【資本金】5,422万ドル 【投資総額】9,700万ドル 【資本構成】上海汽車工業(集団)総公司50%、Volvoと沃尓沃(中国)投資公司(Volvoの中国投資会社)50% 【総資産】5.02億元(2,000年12月末) 【売上高】4,795万元(2000年) 【従業員数】1,215人(2000年12月末) 【敷地面積】14万u 【建築面積】6万u 【年産能力】シティバス2,200台、Commuterバス500台、バス向けシャシー500台 |
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上海匯衆汽車製造有限公司:Shanghai Huizhong Automotive Co., Ltd.
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| 【主要製品】乗用車向けアクスル、ショックアブソーバー、軽型車・トラクター向けシャシー、重型トラック・特装車、軽型バス、二輪車部品 【所在地】上海浦東 【TEL】+86-21-58201188 【FAX】+86-21-58204570 【資本金】1.71億元(2001年12月末) 【資本構成】上海汽車股份有限公司50%、上実汽車発展有限公司(外国企業)50% 【総資産】33.42億元(2001年12月末) 【売上高】31.60億元(2000年)、33.22億元(2001年) 【利益】3.71億元(2001年) 【役員】総経理:戴宗琳(Dai Zonglin) 【従業員数】8,147人(2000年12月末) 【年産能力】15tトラック1,000台、部品45万台・セット 【組織体制】重型汽車廠(15tトラック、上海VWと上海GM乗用車の組立てに部品生産)、轎車車廠(上海VWと上海GM乗用車の組立てに部品生産)、内燃機配件廠(ピストンリング、ブレーキ・ドラム、シリンダーライナーなど生産)、汽車底盤廠(上海VWと上海GM乗用車の組立てに部品生産)、汽車拖拉機底盤廠(トラクターシャシー、15t車向けフロント・アクスルの生産、Santana乗用車等向けステップの組立て)などの5つのプラントで構成。 【認証】ISO9001認証、QS9000認証、VDA6.1認証、ISO14001認証を取得 【その他】MRPUコンピューター管理システムを導入。 |
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上海客車製造有限公司:Shanghai Coach Manufacturing Co., Ltd.
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| 【主要製品】バス・特装バス・電車及びシャシー、自動車部品(「上海」、「飛翼」、「浦江」ブランド) 【所在地】上海 【TEL】+86-21-64041396 【FAX】+86-21-64169488 【設立】1999年1月 【資本金】1.8億元 【資本構成】上海汽車工業(集団)総公司80.6%、上海汽車工業有限公司15.2%、上海飛機製造廠4.2% 【総資本】4.54億元(2000年12月末) 【売上高】3.06億元(2000年) 【従業員】1327人(2000年12月末) 【総経理】幹頻 【年産能力】バス3,000台、シャシー3,000台 【敷地面積】20万u 【組織体制】1996年10月、上海汽車グループは、当時傘下にある上海客車廠、上海電車廠、上海客車附件二廠等の4社を合併し、前上海客車製造公司を設立。1999年1月、更に、バス生産事業を強化するため、上海地域のバス特装メーカーである上海飛翼汽車製造有限公司を買収し、前上海客車製造公司と合併し、現会社を設立し、現社名に社名変更した。 |
■販売金融・リース・物流・管理等の分野での体制構築
■自動車金融サービスで中国金融機関と協定、GMACとも合弁会社設立へ
上海汽車集団財務公司は、2002年2月、中国工商銀行および中国太平洋保険公司と自動車消費貸し付け金融サービス協定を契約した。上汽財務公司は、平安保険とも同内容の協定を結んでいる。
02年3月には、自動車金融サービス分野で上海汽車集団財務公司とGMACとの合弁会社設立する計画も発表された。GMとは、自動車販売合弁会社の設立計画も表明されている。
また、奇瑞汽車も、02年7月に、中国農業銀行との広範囲の金融サービス提携協定調印を発表している。
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上海汽車集団財務有限責任公司:Shanghai Automotive Group Finance Co., Ltd.
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| 【主要業務】人民元預金、貸し付け業務、リーシング、決済サービス 【所在地】上海 【設立】1994年5月 【資本金】10億元(2001年12月末) 【資本構成】上海汽車股份有限公司40% 【売上高】2.7億元(2001年) 【利益】2.07億元(2001年) 【総資産】191.97億元(2001年12月末) |
■英国Avisと自動車リース合弁会社を設立へ
上海汽車グループ傘下の安吉汽車租賃公司は、2002年8月、英国Avis社との、5年間に及んだ商談を経て、折半出資で、投資総額6,600万米ドルの自動車リースを目的とする合弁会社「安吉汽車租賃有限公司」設立に合意、中国政府認可を申請中である。
■オランダTNTと自動車物流合弁会社を設立
上海汽車工業銷售総公司とオランダのTNT Logistics Holdings Ltd.は、2002年6月、折半出資で自動車関連の物流合弁会社「安吉天地汽車物流有限公司」を上海で設立した。
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安吉天地汽車物流有限公司:Anji-TNT Automotive Logistics Co., Ltd.
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| 【主要業務】自動車物流関連業務(倉庫業務、運送サービス・管理、コンサルティング業務、教育訓練など) 【所在地】上海 【設立】2002年6月 【資本金】3,000万米ドル 【投資総額】4,951万米ドル 【出資者】上汽集団上海汽車工業銷售総公司50%、TNT Logistics Holdings Ltd.50% 【合弁期限】15年間 【役員】最高業務執行責任者(COO):Tom Moy 【組織体制】上汽集団上海汽車工業銷售総公司傘下にある前「安吉汽車物流有限公司」(元「上海安達汽車儲運公司」)を母体に、TNT Post Group(TPG)グループの子会社であるTNT Logistics Holdings Ltd.と合弁で設立。 【業績】前「安吉汽車物流有限公司」の売上高:7.2億元 |
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上海汽車工業銷售総公司:Shanghai Automotive Industry Sales Co.
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| 【主要業務】自動車販売、自動車マーケティング(自動車レンタルなどサービス、オートモーティブ・ロジェスティックスなど) 【所在地】上海 【組織体制】主な子会社:安吉天地汽車物流有限公司、安吉汽車租賃公司(注:当社を母体とした合弁会社「安吉汽車租賃有限公司」が申請中)、上海汽車貿易公司、上海名流汽車銷售有限公司、上海安吉汽車倶楽部有限公司。 |
■IT分野への取組み
@電子情報サービス会社創設:1995年、上海汽車は電子情報サービス会社上海広電(集団)有限公司を創設。97年3月に株式会社化し、上海汽車は48.66%の株を保有している。現在、資本金20.9億元、従業員約2.64万人。
A上海GMが中国初の自動車販売Webサイト開設:上海GMは、情報管理システムの構築に8,000万米ドルを投資した。財務システムにSAPを導入、2000年末にはECMシステムも導入した。GMの中国Web(www.gmchina.com)経由で、Buy
Powerサイトで好みの色・内装の注文も可能になっている。2001年6月には、中国初の自動車e-ビジネスウェブサイト「上海百車通」を開設している。
B上海汽車、自動車情報関連会社に投資:上海汽車股份有限公司は2001年、自動車e-ビジネス、情報サービスを提供するIT会社「上海汽車信息産業投資有限公司」に4,000万元を投資した。
C上海汽車、財務管理ソフト導入:上海汽車集団財務公司は、1998年1月から正式に「開思財務企業決算センターコンピューター管理システム」を導入、グループ全体の財務決算はすべてコンピューター処理にした。
D汎用部品のグループ共同調達を開始:上海汽車は、グループ全体でコスト削減するため、2002年7月からグループ企業の汎用部品の共同調達制度を導入した。
■中国自動車業界再編にからんで、躍進汽車とも連携可能性
近年、上海汽車グループは、業界再編に積極的な姿勢を見せている。国有資産の無償譲渡によって傘下に収めた、上汽儀徴汽車、奇瑞汽車、上汽通用五菱汽車に続き、躍進汽車と貴州云雀汽車との提携交渉が伝えられている。
躍進汽車は、所属していた中国汽車工業総公司が中央政府によって解体された2002年5月に、江蘇省政府管轄となった。2002年7月、中国第一汽車と天津汽車の提携披露の席で、張 小虞 中国機械聨合会副会長(中国自動車業界の実力者)は、上海汽車と躍進汽車の連携もそろそろだろう、皆さん見守ってくださいと語ったと、伝えられている。
両社の提携が実現すれば、躍進汽車の強みである中型・軽型トラック分野は、上海汽車グループを補完する組み合わせとなる。
また、2001年2月、上海汽車の資産運営を主管する 蔣 副総裁が、傅 利国 上海汽車販売会社副総経理と同行で貴州云雀汽車を訪れ、その後、傅 利国 が貴州云雀汽車販売部部長に就任したことから、貴州云雀汽車と上海汽車との接近も注目されている。
貴州云雀汽車は富士重工の合弁相手先であり、躍進汽車も傘下の合弁会社10社のうち6社はFiat関係企業を合弁先としている。両社のGMとの関係も、上海汽車との連携への可能性を高める材料として受けとめられているようである。
この他、中国の自動車専門紙「中国汽車報」によれば、上海汽車が、韓国のGM-大宇自動車に資本参加し、GM-大宇用の乗用車部品の一部を上海GMで生産する等の計画も検討中とされている。
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躍進汽車集団公司:Yuejin Motor Group Corp.
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【主要製品】軽型・中型商用車、乗用車、オフロード車、農用車、特装車、各種シャシー 【所在地】江蘇省南京市 【設立】1995年6月(1947年創業) 【年産能力】15万台(農用車含み)(1997年) 【従業員数】約2万人 【組織体制】@100%出資会社5社、100%以下出資・議決権持ち会社19社(うち、外資系合弁企業9社)、その他の持ち株会社16社、資産委託経営企業5社、関連企業400数社。 A以前は中国汽車工業総公司の中核メンバーであったが、2002年5月、中国汽車工業総公司を撤廃され、江蘇省の管轄になった。 B躍進軽型汽車股份有限公司(注)、南京依維柯汽車有限公司、南京南亜自動車有限公司の完成車メーカー3社のほか、部品生産、鋳造・鍛造、エネルギー供給等の体制も持つ。
(注)躍進軽型汽車股份有限公司は、2000年4月、南京大全実業有限責任公司、南京汽車儀表廠、南京汽車変速箱廠、南京汽車零件廠の4社の合弁により設立、株上場方式で運営、躍進汽車は94.89%の株を持つ。主に、躍進シリーズ軽型商用車及び躍進自動車と南京依維柯産自動車向け部品の生産、南京依維柯産自動車の特装。 |
■上海汽車グループ主要各社の生産台数
(台)
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メーカー
|
車種・モデル
|
1997年
|
1998年
|
1999年
|
2000年
|
2001年
|
02年 1-6月
|
|
上海大衆汽車有限公司
(Shanghai VolkswagenAutomotive Co., Ltd.)
|
Santana乗用車
|
116,903
|
126,292
|
137,536
|
109,957
|
95,414
|
41,565
|
|
Santana2000乗用車
|
113,540
|
108,708
|
93,410
|
81,486
|
70,274
|
29,849
|
|
Passat乗用車
|
-
|
-
|
-
|
30,081
|
64,593
|
28,131
|
|
Polo乗用車
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
8,975
|
|
合計
|
230,443
|
235,000
|
230,946
|
221,524
|
230,281
|
108,520
|
|
上海通用汽車有限公司
(Shanghai Genaral Motors Co., Ltd.)
|
Buick GLD
|
-
|
-
|
4,811
|
4,760
|
|
|
|
Buick GLX
|
-
|
-
|
14,107
|
25,164
|
|
|
|
Buick X5J
|
-
|
-
|
4,372
|
100
|
|
|
|
Buick G乗用車
|
-
|
-
|
|
|
6,283
|
10,416
|
|
Buick 3.0乗用車
|
-
|
-
|
|
|
12,359
|
3,839
|
|
Buick GL8(MPV)
|
-
|
-
|
|
|
9,983
|
5,844
|
|
Sail乗用車
|
-
|
-
|
-
|
-
|
29,918
|
11,715
|
|
Sail SRV乗用車
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
14,423
|
|
合計
|
0
|
0
|
23,290
|
30,024
|
58,543
|
46,237
|
|
上汽集団奇瑞汽車有限公司(SAIC Chery Automobile
Co., Ltd.)
|
「奇瑞」乗用車
|
0
|
0
|
0
|
0
|
30,070
|
20,758
|
|
合計
|
0
|
0
|
0
|
0
|
30,070
|
20,758
|
|
上汽通用五菱汽車股份有限公司
(SAIC-GM-Wuling Automotive Co., Ltd.)
|
微型トラック
|
68,494
|
77,480
|
53,265
|
53,174
(57)
|
52,102
|
36,124
|
|
微型バス
|
21,514
|
23,917
|
26,255
|
58,334
|
68,026
|
38,483
|
|
合計
|
90,008
|
101,397
|
79,520
|
111,908
|
120,128
|
74,607
|
|
上汽集団儀徴汽車有限公司
(SAIC Yizheng Automotive Co., Ltd.)
|
軽型トラック
|
1,519
|
952
|
83
|
30
|
10
|
0
|
|
軽型バス
|
7,827
(4,573)
|
4,747
(2,794)
|
726
|
381
|
24
|
0
|
|
合計
|
9,346
(4,573)
|
5,699
(2,794)
|
809
|
411
|
34
|
0
|
|
上海拖拉機内燃機公司
(Shanghai Tractor & ICE Corp.)
|
特装軽型バス
|
22
|
3
|
184
|
333
|
n.a.
|
n.a.
|
|
合計
|
22
|
3
|
184
|
333
|
n.a.
|
n.a.
|
|
上海客車製造有限公司
(Shanghai Coach Manufacturing Co., Ltd.)
|
大型バス
|
0
|
804
(136)
|
1,075
(141)
|
460
|
n.a.
|
n.a.
|
|
中型バス
|
1,444
|
957
|
1,002
|
731
|
n.a.
|
n.a.
|
|
合計
|
1,444
|
2077
(141)
|
2077
(141)
|
1,191
|
n.a.
|
n.a.
|
|
上海申沃客車製造有限公司(Shanghai Sunwin Bus
Corp.)
|
大型バス
|
-
|
-
|
-
|
955
|
878
|
329
|
|
合計
|
-
|
-
|
-
|
955
|
878
|
329
|
|
上海匯衆汽車製造有限公司(Shanghai Huizhong
Automotive Co., Ltd.)
|
重型ダンプトラック等
|
3,644
|
372
|
151
|
206
|
311
|
274
|
|
合計
|
3,644
|
372
|
151
|
206
|
311
|
274
|
|
上海幸福摩托車総廠
(Shanghai Xingfu Motorcycle Co., Ltd.)
|
XF125シリーズ二輪車
|
n.a.
|
n.a.
|
24,097
|
15,555
|
16,019
|
|
|
二輪車合計
|
351,652
|
60,839
|
36,764
|
27,790
|
22,976
|
|
|
上海拖拉機内燃機公司
(Shanghai Tractor & ICE Corp.)
|
50シリーズトラクター
|
n.a.
|
n.a.
|
14,804
|
10,043
|
5,019
|
|
|
65シリーズトラクター
|
n.a.
|
n.a.
|
1,210
|
949
|
1,128
|
|
|
トラクター合計
|
n.a.
|
n.a.
|
6,147
|
10,992
|
16,014
|
|
|
上海汽車工業(集団)総公司
|
ガソリンエンジン
|
219,161
|
238,764
|
272,566
|
293,702
|
324,329
|
|
|
ディーゼルエンジン
|
0
|
0
|
30,899
|
19,526
|
13,081
|
|
|
エンジン合計
|
219,161
|
238,764
|
303,465
|
313,228
|
337,410
|
|
| 資料:「中国汽車工業年鑑」各年版、「中国汽車工業産銷快訊」 |
| (注) |
1. |
「上汽集団通用五菱股份有限公司」の00年生産台数は、統合された「柳州五菱汽車股份有限公司」の台数で、00年以前は「柳州五菱汽車」の前身「柳州微型汽車廠」の生産台数。 |
|
2. |
上汽集団儀徴汽車有限公司の99年以前は、前身の「江蘇儀徴市汽車製造廠」の生産台数。 |
|
3. |
上海幸福摩托車総廠の99年以降は、前身の「上海-易初摩托車有限公司」の生産台数。 |
|
4. |
括弧内数字はシャシーの台数で、完成車台数に含まれている。 |
|