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自動車業界動向レポート

2001.08.22 09:00 No.006


クルマへの情報サービスと、部品メーカーの動向


 リアルタイムの道路交通情報やセキュリティサービスを提供する、日米欧の主要自動車メーカーの自動車向け情報サービスの提供が定着しつつある。世界で10種類を超え、利用者も200万人以上に達したサービスの概要と、代表的な例として、GMのオンスターと本田のインターナビについての動向を述べる。
 
 併せて、自動車メーカーの動きに対応し、研究開発の主力分野に車載情報機器の製品開発を掲げ、専門の事業部門を設置したり、マルチメディア関連企業(コンピューター、通信、ソフト開発、メディアなど)との提携を進めるなど、次世代分野への開発を積極的に進めているエレクトロニクス関連部品を主力とする大手サプライヤーの動向を紹介する。
  
1.クルマへの情報提供サービスの状況
 
 日本ではトヨタ、日産、本田、マツダ、ダイムラークライスラー日本がサービスを提供している。三菱と富士重工は日産のコンパスリンクを利用している。インターナビ以外の利用者はまだ少ないが、規制緩和により、道路交通情報も自由にサービスできることが見込まれる。これにより日本でも、市場が活性化することが期待されている。
表1 日本における情報提供サービス(1)
サービス名称 MONET コンパスリンク E-call
サービス提供事業者 トヨタメディアステーション コンパスリンク(日産) ダイムラークライスラー日本
サービス方式 端末位置に応じた情報を端末に提供
カーナビ画面からメニューを選ぶことで自動的にトヨタメディアステーションに接続され、リクエストした情報がナビゲーション画面に表示される。
端末位置に応じた情報を端末に提供
オペレータを介して情報提供(音声・データ)
車両位置をセンターで把握
オペレータが最寄の警察・消防等に通報(オペレータは24時間待機)
サービスメニュー 【1】トランスポート
渋滞や規制などの道路交通情報、ライブビュー、駐車場ガイド
【2】タイムリー
ニュース、天気予報、紅葉情報、海辺情報等
【3】ロケーション
イベント情報、タウン誌情報、レストラン・GS・病院等の各種施設情報
【4】ヘルプ
JAF案内、病院情報、警察情報等
【1】カーナビの目的地設定
カーナビ側での目的地設定などの操作をリモートで行う。また、指定の地図を表示する。
【2】交通情報
24時間ハイウェイ交通情報
【3】タウン案内
レストラン、駐車場、GS、病院、自動車販売会社
【4】レジャー情報
観光スポット、ゴルフ・スキー場、イベント、桜・紅葉、ドライブプラン、夜景スポット
【5】その他
JAF電話接続、ニュース、天気予報、位置付電子メール、電話番号検索、クイックテレフォン、宿泊予約
事故、乗員の急病など緊急時の警察・消防への通報
あらかじめ登録されている車台番号、血液型を含めたドライバー情報(3人まで登録可)をセンターで把握し、オペレータが最寄の警察・消防等に通報する
その他機能等 インターネットによる電子メールの受信や定型文書の返信機能
走行中に文字情報を音声で読み上げる機能
ハンズフリー機能
インターネット接続機能(有料オプション)
ハンズフリー機能 緊急時、ボタンを押すだけでセンターへ接続
エアバッグ、シートベルトテンショナーの作動、車両の横転により自動的にセンターへ位置や車台番号等のデータ送信
サービス開始時期 1997年11月 1998年10月 1998年秋
車載専用端末価格例 4.5〜5.5万円 5.6〜7.9万円 20万円(オプション価格)
利用料金例 入会金:2,500円
会費:600円/月または6,000円/年
入会金:3,500円
会費:2,500円/月または1,250円/月(休日のみ)
会費:2,000\/月
  

表2 日本における情報提供サービス(2)

サービス名称 インターナビ マツダテレマティックス HELPNET
サービス提供事業者 本田技研工業 マツダ 鞄本緊急通報サービス
サービス方式 端末位置に応じた情報を端末に提供
インターネット経由でシステムにアクセス、情報を提供
端末位置に応じた情報を端末に提供
インターネット経由(NTTドコモ「iモード」)でシステムにアクセスされ、情報を提供
車両位置をセンタで把握
オペレータが所轄の警察・消防等に通報(オペレータは24時間待機)
サービスメニュー 【1】ドライブ情報
ドライブプラン、ルート検索、現地の天気、シーズン情報、道路交通情報(渋滞・規制・区間所要時間情報)
【2】スポット情報
イベント、レジャー、レストラン、宿泊施設、駐車場、病院、警察等
【3】その他
位置付電子メール、マイカー管理(車検・免許・保険更新日・オイル交換時期等) 
【1】ドライブコース案内
目的別ドライブコース情報の案内
【2】イベント、スポット情報
イベント、レストラン、宿泊施設予約(割引価格)、観光スポット、映画館、駐車場、スポーツ施設、GS、交通機関
【3】その他
緊急時検索(警察、病院、JAF)、ニュース、天気予報、位置付電子メール
事故等の緊急時の下記サービス
警察・消防等への通報
JAF等ロードサービスに接続
故障時緊急修理サービス
レッカーサービス
レンタカー紹介サービス
宿泊先紹介サービス
タクシー会社紹介サービス

(*:オプションサービス)
その他機能等 通常のメール機能に加え、位置情報も送受信できる。また、インターナビ会員以外へも送信可。 通常のメール機能に加え、位置情報も送受信できる。また、他車メーカのPOIX対応カーナビとも位置情報の送受信可。 緊急時、ボタンを押すだけでセンタへ接続
エアバッグの作動により自動的にセンタへ現場位置データ送信
サービス開始時期 1999年5月 2000年7月 2000年9月
車載専用端末価格例 5.2〜6.4万円 5.45万円 約30万円
利用料金例 入会金・年会費:無料
(使用中は携帯電話は常に通話状態)
入会金・年会費:無料
(iモードは通信時間ではなく、やりとりしたデータ量で課金)
入会金:6,000円
会費:4,000円/年
オプション:2,000円/年
 
 米国ではGMとフォードが自社の車両で提供しているほか、ATXテクノロジー社が後付け型で提供している。表には記載していないが、ダイムラークライスラー社(Tele Aid)、BMW、ジャガー、日産も独自に同様なサービスを提供している。またトヨタと本田は、米国においてはオンスターを利用している。
 

表3 米国における情報提供サービス

サービス名称 OnStar RESCU ON GUARD
サービス提供事業者 OnStar(GM) ATX Technology ATX Technology
サービス方式 車両位置をセンタで把握。端末位置に応じた情報を端末に提供。 車両位置をセンタで把握。端末位置に応じた情報を端末に提供。
Ford車向けに提供
車両位置をセンタで把握。端末位置に応じた情報をオペレータを介して端末に提供。
サービスメニュー 【1】安全と安心プラン
エアバッグ作動報知、緊急時サービス、OnStar MED-NET、ロードサイドアシスタンス、盗難車追跡、事故時アシスタンス、リモート・ドア開錠、リモート診断
【2】プレミアムサービスプラン
【1】+経路案内サポート、乗車アシスト、コンサルジュサービス、コンビニエンスサービス
【3】パーソナル電話およびバーチャルアドバイザ
【1】緊急時のサービス
救急機関への通報
エアバッグ起動時の自動通報
手動通報
故障時のアシスタンス
【2】その他
コンサルジュサービス
オペレータによるアシスタンス
【1】盗難車の追跡
【2】緊急時のサービス
パニックボタンからの緊急通報
遠隔ドアロック解除
ローバッテリ時の通報
車両アラームが作動した際のセンタへの自動通報
キーチェーンについたリモコンのパニックボタンによるセンタとの通信
【3】経路誘導
【4】その他
交通情報
株価情報
ニュースヘッドライン
サービス開始時期 1996年12月 1996年 1996年春
車載専用端末価格例 $695(セルラー含まず) $2000(セルラー含む) $795(セルラー含まず)
利用料金例 会費:【1】$199/年 あるいは【2】$399/年(セルラー含む) 会費:無料(セルラー通信料は別途) 会費;$19.55/月
 
 ドイツではサービスプロバイダ(SP)であるテガロン社が、ダイムラークライスラ社の車両と独自の後付けで提供している。やはりSPであるパッソ社が、BMW社の車両と独自の後付けで提供している。その他表には記載していないがVW社の子会社のSPであるGedas社、オンスタ−社(オペル車向け)、日本のJAFに相当する自動車クラブADACなどがサービスを行っている。イギリスでは、ベンチャー企業であるトラフィックマスター社がほとんど独占的にサービスを行っているが、他に自動車クラブAAなども提供している。フランスでは、フランステレコムの子会社であるSPのメディアモービル社が情報提供を行っている。
 

表4 欧州における情報提供サービス

サービス名称 teleAid Tegaron Scout他 Passo Assist他
サービス提供事業者 Tegaron(ドイツ) Tegaron(ドイツ) Passo(ドイツ)
サービス方式 車両位置をセンタで把握(ダイムラークライスラーのSクラスおよびEクラスへ提供) 車両(通話者)位置をセンタで把握(携帯電話「D1」、「C-Tel」加入者向け完全自動案内サービス。出発前にセンタに電話をして目的地の方角等を指定。) 車両位置をセンタで把握。オペレータを介してコミュニケーションする。
サービスメニュー 緊急自動通報サービス
緊急時に通信ボタンを押すことでセンタに接続され、警察等に通報
エアバッグ作動、車体横転、衝突検知センサーの稼働等により自動的にセンタにデータ送信
(現場位置、衝突の衝撃度に加え、あらかじめ登録してある車両番号やドライバー情報等のデータがセンタへ送信される)
【1】交通情報提供サービス
指定したルート上の交通情報案内
道路上の危険物、事故等の通知
ベストなルートの計算
道を間違えたときの警告
【2】緊急時サービス
近くの病院、薬局案内
故障時の修理業者案内
緊急自動通報
交通情報提供
経路誘導
渋滞を避けたルート表示
故障時アシスタンス
フリートマネージメント
サービス開始時期 1997年頃 1997年8月 1997年頃
車載専用端末価格例 800DM 1400DM 1400DM
BMW車のCarinナビにサービスを統合できる(69DM/月)
利用料金例 12〜15DM/月 基本料金39DM+1DM/分+通話料 39.9DM(パッケージ基本料金)
 
サービス名称 Trafficmaster Oracle他 Visionaute
サービス提供事業者 Trafficmaster(イギリス) Mediamobile(フランス)
サービス方式 端末位置に応じた情報を端末に提供 端末位置に応じた情報を端末に提供
サービスメニュー 【1】交通情報サービス
渋滞情報
全英の高速道路網表示
【2】パーソナルメッセージシステム
車外から走行中のドライバーにメッセージが送れる(ドライバー側の費用負担無し)
パリ市および近郊の交通情報提供サービス
目的地までのルート、予想所要時間の表示
渋滞・規制・工事等箇所表示。また、走行中に新たな道路情報がはいると自動的に警告音で知らせる。
サービス開始時期 1996年 1997年10月
車載専用端末価格例 Trafficmaster YQ : £144,99
Trafficmaster Oracle :£50
Trafficmaster Freeway : £79,99(一年分の情報入手料含む)
3000フラン(ポータブルタイプ。白黒画面。)
8000フラン(ルノー車『メガーヌ・セニック』にオプションで提供。カラー画面。フランス全土表示可能。)
利用料金例 Trafficmaster YQ : £60/半年、£110/1年間は無料。翌年から£24 120Fr/月
 
2.GMのオンスター(米国)
 
世界最大の自動車メーカであるジェネラルモーターズ(GM)社は、アメリカにおけるテレマティクスサービスのパイオニアであり、最大の推進主体である。GM社のねらいは、まずサービスを通して顧客との継続的な関係を築くことである。
GM社はさらに「安全」、「安心」、「利便性」、「楽しいドライブ」というブランドイメージを、オンスターの展開を通して確立していくことをねらっている。またGM社は、この領域に関してナンバーワンであり続けるという意識を強く打ち出している。
このサービスは、当初はGM社の一つの組織であるオンスター事業部で担当していたが、レクサス(トヨタ)、アキュラ(本田)ともサービス提供契約しており、現在ではGMの100%子会社のオンスター社がビジネス主体となっている。
 
オンスターのサービスは、安全性とセキュリティに関連したサービスを中心に構成してあり、ボタン一つで運転中にオペレータに接続される。人によるアシスタンスにサービス価値をおいた形態である。
車内の天井に埋め込まれた、オンスター専用の3つのボタン(緊急時用、通常サービス用、通話切断用)からなる車載装置を使用して、オペレータと会話ができる。この車載機にはGPSと携帯電話が組み込まれており、モトローラ社とデルファイ・オートモーティブ・システムズ社によって製品化されている。
オンスターセンターは365日、24時間運営されており、オペレータがシフト制で常駐している。
 
オンスターは、1997年にキャディラックの7車種を対象にサービス提供がオプションで開始され、以後段階的に搭載車種が拡大されてきた。99年モデルのキャディラックの新車エスカレードに初めて標準装着されている。現在ではGMの2001年モデル54車種のうち過半数の32車種に標準あるいはオプション装着されている。
サービス加入者は97年末に11,000人、98年末に25,000人程度であったが、2000年4月に15万人となり、2001年4月に100万人を超えたと発表されている。
オンスターのサービスは、幅の広さでは全てのサービスプロバイダの中で最も充実している。特に遠隔診断に関しては、オンスターが現在サービスを提供している唯一のサービスプロバイダである。
 
 
3.インターナビ(本田技研工業)
 
本田技研工業は、当初竃{田アクセスを設立し、1997年からの試験サービスを経て、1999年5月よりインターナビ・サービスを開始した。顧客管理とサービスの一環として提供され、将来的に自動車の販売台数を増やすという販売促進を目的として展開された。この点では、GMのオンスターに近い考えであるといえよう。
このサービスは、先行するトヨタ自動車のMONETや日産自動車のCOMPASSLINKとは異なる概念に基づいており、カーナビゲーションと自宅のパソコンをインターネットを通して、インターナビの情報センターと接続することにより、ドライバーが自由に情報を利用できる環境を提供するものである。
E-Mailアドレスを持っていれば、パソコンからのインターネット利用サービスに加入でき、会員費は無料である。一方カーナビゲーションを使うサービスには、インターナビ対応の携帯電話に接続して使う双方向通信型カーナビゲーションが必要となる。
 
インターネットサービスでは専用ホームページにアクセスし、地名や温泉などの施設名をキーワードで検索したり、遊ぶ、観るや食べる、飲むといったジャンルからスポットを探し、気に入った情報を見て登録できる。またこれらのスポットを組み合わせてドライブプランを作り、データベースのように登録しておける。このドライブプランやコースを車内のカーナビで呼び出し、目的地を設定してカーナビで経路誘導ができる他、パソコンと同様にインターネットに車内からアクセスして目的地を探すことも可能である。
さらに電子メールを受信し、定型文で返信したり、地図に位置表示を付けたデータを電子メールで受信し、カーナビで目的地に設定することもできる。また携帯電話を使わずにパソコンからメモリーカードを使って記憶させ、カーナビで使うことも可能である。
インターネットを使って、情報検索をすることが社会的に普及してきたことから、インターネットサービスを無料で提供し、情報を利用してもらう機会を設け、車内でその情報を利用したいというニーズを喚起するという方法は巧みである。入会手続き料の他に継続的なコストが発生しないサービス設定であることから、高い加入料やサービス料金に抵抗を示す利用者にも利用しやすく、ドライバーの経済的負担を最小限におさえたサービスとなっている。
 
会員数はインターネットの普及とともに増加し、2001年4月末現在で12万人に達している。年内には20万人を超え、来年中には40万人に達する見通しである。この時点で本田技研工業は、インターナビの情報を活用し、営業のIT(情報技術)化を進めることを考えている。同社は営業の効率化のため販売会社のセールスマン1人に1台の割合で情報端末を配備する計画である。インターナビで提供するコンテンツの利用状況などから会員のニーズを取り込み、電子メールなどを使った営業活動の促進に役立てようと考えている。またこの時点で、インターナビの運用を竃{田アクセスから本田技研工業へ移した。
ドライブ情報などをカーナビで提供するサービスは、他メーカーも展開しているが、専用の通信方式を採用していることから、会員は自社ブランド車利用のユーザーにとどまっている。しかしインターナビでは広く普及したインターネットを使用し、さらに会費や情報提供料を無料とすることで、自社ブランド車利用ユーザー以外にも会員の裾野を拡大し、不特定多数のインターネット利用者との接点を構築した。
今後、利用者の拡大とともに運営費の増大も見込まれることから、道路交通情報など一部サービスの利用については年内をめどに有料化し、サービス内容を充実させていく方針である。
  
 
4.カーマルチメディア関連の大手部品メーカーの動向
 
  Denso
  
製品
   
カーナビゲーションシステム
 
自動車電話
 
ETC(有料道路自動料金収受システム)
 
メーデーシステム
 
ボディー多重通信システム
 
動向
2000年2月 走行する自動車の前方の走行レーンをリアルタイムで探索・追跡できる新画像処理方式を開発。AHS(走行支援道路システム)やASV(先進安全自動車)などのITSに関連する運転支援システムの実用化技術の一つとして注目
2000年3月 日本で初めてのETC用の車載器の量産へ。カーナビの画面上でETC表示と音声案内を実現。
2000年9月 パケット通信を利用した車両運行管理システムPATRACS(パトラックス)を開発。従来システムよりコストが半分程度。当面は片方向の通信、今後は双方向システムも開発へ。
2001年6月 日本全国どこでも位置を簡単に特定することができる「マップコード」の関連ビジネスを展開。
2000年8月 新会社「デンソーアイティーラボラトリー」を設立(デンソー65%、デンソークリエイト35%出資)。当面はカーナビ等の情報通信機器のソフトを開発。
2000年9月 デンソー、クラリオン、アイシンAW、ザナヴィ・インフォマティックス、三井物産、米国マイクロソフト、「ウィンドウズCEフォー・オートモーティブ(WCEfA)」をカーナビのOSとして普及させる団体「WCEfAフォーラム」を旗揚げ。
2001年1月 アイシンAWと次世代カーナビゲーションシステムの開発で協力。
2001年5月 不振の携帯電話事業で生産からの事実上撤退。京セラ、ケンウッド両社との提携を発表、生産・販売を両社に委託し、今後は通信分野の経営資源を得意の車載通信機器に移行。
 
拠点
 
基礎研究所:半導体エレクトロニクス、情報通信、ヒューマンインターフェイス等の基礎研究。
 
株式会社クライオデバイス:高能率移動体通信システムに関する技術開発。
 
株式会社モバイルメディアネット:双方向衛星データ通信サービスの提供、車両運行管理システムのソフト開発、衛星通信機器・付属品の販売。
 
  Visteon
 
製品
 
テレマティクス/マルチメディア・システム(Telematics/Multimedia Systems)
 
指紋照合システム(Fingerprint Identification System)
 
衛星デジタル・オーディオ・ラジオ・システム(Satellite Digital Audio Radio System)
 
CDラジオ・ヘッド・ユニット(CD Radio Head Units)
 
CD6音楽システム(CD6 Music System)
 
オーディオ(Audio)
 
デジタル・シグナル・プロセシング(Degital Signal Processing(DSP))
 
ラジオ(フレキシブル・ラジオ)(Radio(Flexible Audio))
 
Nd
 
後部座席エンターティメント(Rear Seat Entertainment(RSE))
 
ランブル・シート(Rumble Seats)
 
テナ(Tenna)
 
テレマティクス・モジュール・アンテナ(Tele,atics Modular Antenna)
携帯(AMPS/PCS)アンテナ(Cellular(AMPS/PCS)Antenna)
ヒドゥン・アンテナ・モジュール(HAM)(Hidden Antenna Module (HAM))
 
ナビメート・ナビゲーション・システム(Navmate Navigation System)
 
ビステオン・ナビゲーション・ラジオ(Visteon Navigation System)
 
テレマティクス制御ユニット(Telematics Control Unit)
 
車両緊急メッセージング・システム(VEMS)(Vehicle Emergency Messaging System (VEMS))
 
ビステオン音声技術(Visteon Voice Technology)
 
情報、通信、エンターテイメント、セーフティ&セキュリティ(ICES)(Information, Communication, Entertainment, Safety, and Security (ICES))
 
PACラジオ(PAC Radio)
 
統合制御パネル(Intergrated Control Panel)
 
レコンフィギュラル・プロジェクテード・イメージ・ディスプレイ(Reconfigurable Projected Image Display)
 
 
動向
2000年9月 成長分野であるテレマティクス&マルチメディア事業部門を新設。今後20年間で470億ドルの市場となる見込み。ナビゲーション、通信、エンターテイメント、車内コンピュータ、システム管理などに携わる。Ford以外ではGM、ホンダ、日産からテレマティクス部品およびシステムについて受注。
2001年1月 Fordの新モデル向けのMach衛星デジタルラジオシステムを受注。VisteonはSirius Satellite Radio Inc.(ニューヨーク)と提携し、自動車向けのデジタルラジオ番組を放送する予定。
2001年1月 VisteonはXM Satellite Radio(ワシントンD.C.)と提携。両社はXM衛星ラジオのレシーバーの設計・開発・販売。XMデジタルラジオはデジタルラジオ番組を100チャンネル提供している。
2001年3月 合弁パートナーのLernout & Hauspie Speech Products NV(ベルギー)と、L&Hの音声認識技術の買収取引で訴訟
  
Visteonの「MACH MP3」音楽システム及び「ICES」車内コンピューティング・システムが「Popular Mechanics 2000 Editor's Choice Awards」を受賞
 
Visteonの音声技術、「ICES」車内コンピューティング・システム、Reconfigurable Projected Image Display及び「Superintegration」技術がAuto Interiorsの first place awardsを受賞
 
デジタル無線技術の供与でSirius Satellite Radio及びXM Satellite Radioと提携
 
リアルタイム交通管理システムの開発及び販売でKingsmithと提携
 
 
  Bosch
 
製品
 
音響システム
 
テレマティックス
 
ナビゲーション
 
移動体通信
 
カーナビ
 
 
動向
 
カーナビの新製品の売上が飛躍的に増加
 
MPEG-4データ圧縮による自動車用マルチメディア対応機器
 
Blaupunkt子会社(カーラジオ・カーナビ製造)の継続的発展
 
道路安全性への貢献:ラジオホン(radiophone)
 
カーラジオ形式のダイナミック・ナビゲーション
 
インドにおけるソフトウェア・ソリューション開発体制を強化
 
 
拠点
 
カーラジオ&アクセサリー
 
(製造)ドイツ、ハンガリー、ポルトガル、トルコ、インド、マレーシア
 
(開発)ドイツ、マレーシア
 
ナビゲーション&テレマティクス
 
(製造)ドイツ、ベルギー、デンマーク、ハンガリー
 
(開発)ドイツ、ベルギー、デンマーク、米国、日本
 
  Delphi
製品
オーディオシステム(Audio Systems) : Monsoon
情報通信システム (Infotainment Systems) : COMMUNIPORT
受信システム (Reception Systems) : FUBA
動向
2000年1月 衛星ラジオ市場でのリーダー的地位獲得
2000年1月 新モバイルマルチメディア事業(25億ドル)獲得
2000年4月 Ericssonとテレマティクス製品(Plug and Play Car Telematics Products)事業の戦略提携
2000年5月 インド技術センターオープン、ソフトウェア能力開発拡大
2000年5月 Palm、Mayfield Fundと自動車向けハンドフリーインターネットのMobileAria設立
2000年12月 モバイル生産性センター設立着手
2001年1月 トヨタの高級セダンLexus向けTelematicsシステム提供で連携
2001年2月 MLR, LCCとワイヤレスボイス、データインポート強化のライセンス契約
 
  ・主要事業3分野の1つに、Electronics & Mobile Communication(自動車エレクトロニクス、オーディオ、通信システムなど)を掲げる
  Palm, Inc.と協力、自動車用マルチメディア製品・サービスの開発
  ・グループの次世代開発分野、NexTechの1つにモバイル・マルチメディアシステム
 (Communiport Mobile MultiMedia Systems)を掲げる
     ・ナビゲーションラジオ(Integrated Navigation Radio)
   ・高速光データリンク(High-Speed Optical Data Links)
    ・ネットワークコントローラー(Networked Controllers)
     ・統合電子ロード(Electronic Integrated Loads)
 
  納入先
  Freightliner:モバイルマルチメディア(Communiport Mobile MultiMedia)
  Heavy Duty Truck Mfr.: オーディオシステム(Audio Systems)
  Various Other OEMs:モバイルマルチメディア(Communiport Mobil MultiMedia)
 
  Jonson Contorol
 
  動向
  ・車内ビデオシステム(AutoVision)、空気圧感知システム(PSI)等エレクトロニクスベースの内装部品別化
  ヘッドライナーに16cmのカラーディスプレイを内蔵したAutoVisionビデオシステム
  ・軽量(0.33ポンド)・小型(径2.5インチ)の中/高音用スピーカーを一体化したHeadlineAudioシステムを99年に開発、2002年からミニバンの量産モデルに搭載予定。
    スピーカーを頭上に置く事で、音響効果も良いという。 AutoVisionは2001年モデルのFord Windstarに搭載。
  ・運転中のドライバーと後部シートの乗員が支障なく会話できるTravelComシステム
  ・サンバイザーに内蔵したマイクによるボイスレコーダTravelNoteシステム等も開発。TravelNoteは2001年モデルのMercury VillagerとMountaineerに搭載。
 
  Motorola
  動向
  Telematics Communication Group(自動車通信システム)
    提携・合弁・合併
  ・General InstrumentsとMotorola Broadband Communications Sectorを合併(2000年1月)
  ・カーナビゲーション事業強化のため、BCI Navigation, SA(フランス)、Likkuva Systems International, Inc.(米国、サクラメント)へ出資  
  2000年2月 Lear Corporation(米国、ミシガン州)と合弁会社(折半出資)を設立で合意。フォード向け内装システムを共同開発
  ・2001年GM車向けのワイヤレス製品で、Onstar、Saturn Electronics and Engineeringと提携
 
  新製品開発
  Timeport Phone(初のdual band マルチネットワーク対応電話システム)
   −ジャガーの2001年型モデルにオプション設定
   −メルセデスベンツの2001年型米国にオプション設定
 
  受注
  ・2000年10月 米国メルセデスベンツがモトローラと共同開発した"TeleAid"を2001年型モデルに標準装備を決定。
1999年  LIN(Local Interconnect Network)へ参加。LINは車両用ネットワーク標準を策定する組織。参加企業は、アウディ、BMW,ダイムラークライスラー、フォルクスワーゲン、ボルボ、Volcano Communications Technology。参加企業中唯一の半導体メーカー。2000年3月、LIN用システムを発表。
2001年1月 iRadio システムを発表。IBMの音声認識ソフトを内臓。緊急通報、防盗、に加えナビゲーション、渋滞回避、ハンドフリー通話、エンターテイメント、e-メール等の機能を備える
2001年5月 Trafficmaster(リアルタイムの交通情報提供サービス会社)と提携。iRadioシステムTrafficmasterの交通情報サービスを付加して、T-navサービスを提供。英国、ドイツで2001年後半、他の欧州地域で2002年、北米は2003年以降)

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